
寒さに強い花は何がある?

冬の花壇を彩るのに寒さに強い花がいいよね!
冬のガーデニングで問題なのはやはり寒さ。
秋まではたくさんの花で飾られれていた花壇やベランダも冬になると花が少なくなってしまいます。
暑さに強い草花があるように寒さに強い花もあり、寒さに強い花を冬に花壇やベランダガーデンに植えれば色とりどりに飾ってくれるでしょう。
ここでは鉢植えは地植え・プランターなどに植えたい、冬のガーデニングにおすすめな寒さに強い花10選を紹介します。
- 寒さに強い花
寒さに強い花おすすめ10選!

春から秋にかけてはたくさんの花で飾られていた庭やベランダ。
冬になると寒さによって花が少なくなってしまいます。
寒い冬のガーデニングで植えたいのが寒さに強い草花。
ここでは寒さに強い花を10選紹介します。
①パンジー・ビオラ

寒さに強い花といえば冬のガーデニングに欠かせない大人気のパンジーとビオラです。
パンジー・ビオラの耐寒気温は-10℃であり、雪に埋もれてしまっったり凍ってしまっても日光が当たり暖かくなれば復活します。
冬の間は花数は少なくなりますが、花がら摘みや黄色くなってしまった葉っぱなどを取り除き、春にたくさんの花を咲かせるように準備しておきましょう。
パンジー・ビオラは毎年次々と新しい品種が登場しており、フリル系や小さいものなどお気に入りのものを見つけて植えたいですね。

わが家でもパンジー・ビオラは毎年寒い朝に凍ってしまっていますが、日光が当たると自然に元に戻っています。
②アリッサム

アリッサムは冬でも花を咲かせ、耐寒気温は-5℃までの耐寒性があります。
耐寒性はありますが霜に弱いため、霜が降りるところではマルチングなどして霜よけをするのがおすすめです。
地域によっては鉢植えにして寒い日は屋内に取り込むとよいでしょう。
アリッサムは夏の暑さに弱く一年草扱いされがちですが、PWさんのスーパーアリッサムは夏にも強い品種で風通しのよいところで夏越しできます。

PWさんのスーパーアリッサムを育てていますが、寒い冬でも成長しゆっくりですが花も咲いてきますよ。
③ガーデンシクラメン
寒い冬でも屋外で育てられる耐寒性の強いガーデンシクラメン。
冬に室内で育てるシクラメンのなかのミニシクラメンを改良し、寒さに強く屋外でも育てられるようにしたのがガーデンシクラメンです。
見た目が同じでありますがミニシクラメンは寒さに弱いため、購入時にはガーデンシクラメンと記載があるものを選びましょう。
シクラメンは葉っぱの数だけ花が咲く球根植物であり、葉っぱがたくさんあるかを購入時にチェックするのがおすすめです。

ガーデンシクラメンは夏越しさせれば、秋から再び花を咲かせてくれます。
ガーデンシクラメンの夏越しのやり方はこちらに詳しくあります。
④ネメシア

キンギョソウのようなぷっくりした花をたくさん咲かせるネメシアは耐寒性のある草花で、冬でも屋外で育てられます。
耐寒性はありますが、霜に何度となくあたってしまうと枯れてしまう可能性もあるでしょう。
霜があたるところや土が凍る場合はマルチングをしたり、場所を移動させて冬越しさせるのがおすすめです。
ネメシアは一年草と「宿根ネメシア」と呼ばれる多年草があります。
⑤スノードロップ
うつむいたように白い小さな花を咲かせるスノードロップは、耐寒性が大変強いため雪に当たるような場所でも育てられます。
スノードロップは寒さに当たらないと花を咲かせなく、2月~3月の早春に開花し「春を告げる花」として人気が高いです。
秋に球根が出回り9月~11月に植え付け、苗の場合は1月~2月に出回ります。
スノードロップに似た花でスノーフレイクがあり、開花時期や背丈などが異なります。
⑥プリムラ

プリムラは耐寒性が高く、寒い冬でも育てやすい草花です。
1月頃にになると苗が出回りはじめ、本来は多年草ですが夏の高温多湿に弱く一年草扱いされています。
プリムラは種類が豊富にあり、プリムラ・マラコイデのような背丈の高いものやプリムラ・ジュリアンのように背丈に低いものも。
豪華なバラ咲きのものやアンティークカラー、絵に描いたような模様が入っているもなどあり、お好みプリムラを見つけるのもいいですね。

⑦クリスマスローズ

寒さに強く明るい日陰~半日陰を好むクリスマスローズ。
寒い花の少ない1月~4月に開花をし、一重や八重咲き・白、ピンク、緑、紫、黄、黒などの花色があります。
クリスマスローズは株分けや種から増やせ、種で増やしたものは同じ株からのものであっても異なる花を咲かせるため、お好みのクリスマスローズを探せます。
種まきをしてから3年ほど経たないと開花をしないため、苗を購入する際はすぐに花を楽しみたい場合は開花株を選びましょう。
⑧スイセン
スイセンは11月~4月にかけて開花をし、早咲きの品種は11月~12月ごろに開花をはじめます。
品種が大変多く、一つの茎に複数の花を咲かせる房咲きや一つの茎に一つの花、フリルのようになっているものや背丈の小さいものまで様々です。
スイセンは植えっぱなしにしで翌年も花を咲かせどんどん分球をし増えていきます。
鉢植えの場合は球根が混み合ってしまうため1年~2年に一度は、掘り起こして植え替えをしましょう。
⑨ストック

冬の花壇に欠かせなく甘い香りのするストック。
種まきからでも育てられ、11月~5月にかけて一重や八重の花を咲かせます。
ストックは耐寒性がありますが根が凍ると枯れてしまうため、マルチングをしたり寒い日は軒下に移動させたりしましょう。
植え付けのときは直根性の植物であるため、根に触らないようにして植え付けてください。
ストックの種まきに関してはこちらです。
⑩アネモネ
アネモネは耐寒性の高い球根植物で、まだ寒さが厳しい2月~5月に花を咲かせます。
球根は夏頃から出回り10月~12月に植え付けを、苗は12月~2月頃に出回るでしょう。
アネモネは暑さに弱く初夏になると地上部が枯れ休眠期になります。
夏は鉢植えであれば雨のあたらない日陰に移動させ、地植えの場合は球根を掘り上げて風通しいの良い場所で乾燥させて秋まで保管しましょう。
寒さに強い花で冬の花壇を飾ろう!
冬は花壇に草花が少なくなりますが、パンジーやビオラなど寒さに強い花を植えれば寒い冬でも花を咲かせてくれます。
寒さに強い花であれば室内に取り込まなくても、屋外で冬でも育てられるでしょう。
アリッサムやストック・パンジー・ビオラなど地植えや鉢植え・寄せ植えなど、様々な植え方ができます。
ぜひこの機会にお好みの寒さに強い花を見つけて、冬のガーデニング取り入れてみてください。