
カリブラコアの挿し芽の時期など知りたいな……

カリブラコアは挿し芽で比較的簡単に増やせるよね。
ペチュニアに似た小さなかわいい花を咲かせるカリブラコア。
春~秋と開花期間も長く、一重や八重、パステルカラーや鮮やかな色とたくさんあります。
お気に入りのカリブラコアは挿し芽で増やせて、花壇や寄せ植え、ハンギングなど様々に飾りたいですね。
この記事ではカリブラコアの挿し芽の時期や方法・挿し芽で冬越しするやりかた・植え替え時期など紹介します。
- カリブラコアの挿し芽の時期
- 挿し芽におすすめの土
- 挿し芽の方法
- 挿し芽での冬越し
- 植え替え時期
挿し木や挿し芽にして増やしたブランド苗は人に譲ったりせずに、ご自宅で楽しむ範囲にとどめておきましょう。
カリブラコアの挿し芽の時期はいつ?

カリブラコアの挿し芽の時期の時期は5月~7月頃、9月~10月頃です。
8月は暑さが厳しく挿し芽の管理をするのも大変なため避けるのがよいでしょう。
カリブラコアは種ができにくいため、増やす場合は挿し芽で増やします。
挿し芽には切り戻した茎を使用するのもおすすめです。
カリブラコアの挿し芽におすすめの土

カリブラコアの挿し芽におすすめの土は、挿し芽用の土や赤玉土、鹿沼土、バーミキュライト、パーライトなど清潔で肥料成分がなく保水性のあるものがおすすめです。
どの土もカリブラコアだけに限らず、挿し芽をするときに使用できます。
新しい肥料成分が含まれている培養土は発根しにくくなる可能性があるでしょう。
私は以前は何度か使用した土を使用し現在は赤玉土を使用していますが、赤玉土のほうが挿し芽がしやすく感じられます。
カリブラコアの挿し芽の方法!

カリブラコアを挿し芽にする場合は切り戻した茎などを使用するのがおすすめです。
切り戻しには切り口からウイルスが侵入しないように、清潔な園芸用のハサミを使用しましょう。
①挿し穂をつくる

カリブラコアの挿し芽にする挿し穂を作ります。
挿し穂は元気で丈夫そうな茎を10㎝位に切り取りましょう。
切り口は水分を吸収する面を広くするために斜めにスパッと切り、下の方の葉を取り除きます。
水を入れた容器に挿し穂を入れ30分ほど水上げしておきましょう。

水上げするときにメネデールなどの発根促進剤を入れるのもいいですよ。

②挿し穂を土に挿す

平鉢やビニールポットなどに市販の挿し芽用の土や赤玉土、鹿沼土などを入れます。
水やりをして土をならし挿し芽を挿す穴を割り箸などであけましょう。
穴をあけずに直接挿し穂を挿すと切り口を傷めてしまい、発根しにくくなってしまう可能性があります。
挿し穂を挿したら指でぎゅっと押して安定させ、そっと水やりをしましょう。

私は赤玉土を使用して挿し芽をしました。

③発根するまで半日陰で管理
発根するまでは半日陰で管理をし、水切れしないように注意します。
水やりはハス口を付けたジョウロやシャワーでそっとあげましょう。
カリブラコアの品種にもよりますが、おおよそ2~3週間ほどで発根してきます。
発根したら根を傷めないようにそっと掘り出して、花壇や鉢、ポットなどに植え付けます。

挿し芽にしたのはPWブランドのスーパーベルピンクリップルです。
カリブラコアを挿し芽で冬越しさせるには?

カリブラコアを挿し芽で冬越しさせる場合は9~10月頃に挿し芽を作っておきましょう。
非耐寒性の多年草であるため、冬越しをさせるには室内に取り込むか品種によっては関東以西であれば軒下などの霜の降りない場所に移動させます。
暖かい日は日当たりのよい屋外に出し、気温が下がる夕方には室内に取り込むなどするのもよいでしょう。
親株などの大きくなったカリブラコアを冬越しさせる場合は、晩秋に小さく切り戻しをしておくと室内に取り込みやすく春に新芽が出てくるためおすすめです。
カリブラコアの冬越しについてはこちらにもあります。
カリブラコアの植え替え時期

カリブラコアの植え替えは4~5月頃か9月頃がおすすめです。
夏の暑い時期は暑さで株を弱らせてしまう可能性があるため避けるのがよいでしょう。
カリブラコアは成長が早いため、株が大きくそだったら一回り大きい鉢に植え替えてあげるのがおすすめです。
植え替え後はたっぷり水やりをしましょう。
カリブラコアのお気に入りを挿し芽で増やそう!
カリブラコアの挿し芽の時期は5~7月頃、9~10月頃です。
8月頃の暑い時期は挿し芽の水やりの管理がしにくいため、避けて行くのがおすすめです。
挿し芽で冬越しをする場合は10月頃に挿し芽をしておくとよいでしょう。
カリブラコアの挿し芽は比較的成功しやすいため、お気に入りを挿し芽で増やしていろいろな植え方をしてみてくださいね。