
ヒヤシンスの水栽培を始めたいけどやり方とかわからないな……

ヒヤシンスといえば水栽培で育てるのでも人気のある球根だよね。
甘く爽やかな香りを届けてくれる秋植え球根のヒヤシンス。
ヒヤシンスといえば水栽培で育てるのも人気があり、ボリュームのある花をお部屋でも育てられます。
いざ水栽培でヒヤシンスを育てようと思っても、始める時期や容器など上手に花を咲かせるやり方を知りたいですね。
そこでこの記事では、ヒヤシンスの水栽培を始めるのいつかややり方・置き場所・いつから日に当てるかなど紹介します。
- ヒヤシンスの水栽培はいつから始めるか
- 水栽培のやり方
- 容器・日当たり・水換えの頻度
- 倒れてしまうときの対処法
- 花が終わったら
ヒヤシンスの水栽培をはじめるのはいつから?

ヒヤシンスの水栽培をはじめるのは11月~12月頃がおすすめです。
球根が9月頃から園芸店やホームセンターなどに出まりはじめます。
ヒヤシンスは一定の寒さに当たらないと開花をしないなため、水栽培をはじめる前に1~2ヶ月ほど冷蔵庫などで低温処理をします。
開花までに3~4ヶ月くらいかかるため、11月~12月に水栽培をはじめればおよそ2月~3月頃に開花するでしょう。
ヒヤシンスの水栽培のやり方

ヒヤシンスの水栽培は球根と容器があれば簡単に始められます。
ヒヤシンスを水栽培で育てれば、育ち方やボリューム感のある花・甘く爽やかな香りを室内で楽しめるでしょう。
ここでヒヤシンスの水栽培のやり方を紹介します。
- ヒヤシンスの球根
- 球根を入れる容器
①冷蔵庫などで冷やす

ヒヤシンスの球根を1ヶ月~2ヶ月ほど冷蔵庫などの温度が5℃以下になる暗い場所で冷やしましょう。
秋植え球根は冬の寒さに当たって花が咲くため、水栽培のヒヤシンスの球根にも寒さを経験させると鼻付がよくなります。
封筒などに球根を入れて、冷蔵庫などに1ヶ月~2ヶ月くらい入れておきましょう。
ヒヤシンスの球根を購入したら水栽培を始める前に、冷蔵庫に1ヶ月~2ヶ月ほど入れて寒さに当てておくと花付がよくなります。

今回はじめて掘り起こした球根をきれいにして11月上旬に1ヶ月ほど冷蔵庫に入れておいたとこ、2月ごろに花を咲かせました。
②発芽まで暗い場所に

冷蔵庫などに1ヶ月~2ヶ月入れおいたヒヤシンスの球根は、水栽培を開始し発根するまで暗い涼しい場所に置いておきます。
ヒヤシンスの球根をビンなどの容器にセットし、水を球根のお尻すれすれまで入れ暗い涼しい場所に置きましょう。
およそ2日~3日で発根してきますが、発根したら根の先が水につかっていれば水分を吸収します。
発根してからも球根に水がついていると球根が腐ってしまう可能性があるため、発根後は球根が水につからないように気を付けてください。

根が伸びてきたら水の量は根の1/3が水につかるくらいでも水を吸収してくれます。
③発芽したら日当たりの良い涼しい場所

ヒヤシンスが発芽してきたら日当たりの良い涼しい場所に置くのがおすすめです。
水栽培のヒヤシンスは暗い涼しい場所に置いてから1ヶ月ほどで発芽をしくるでしょう。
上記画像はヒヤシンスの水栽培がちょうど発芽をしてきたところで、暗い場所だったため芽の色が黄色がかっています。
発芽をしてきたら日当たりの良い涼しい場所に移動させましょう。

日当たりの良い涼しい場所に移動させると、上記画像のように黄色だった芽が1日~2日で緑色になります。
さらに数日後には中央に花芽が出てくるでしょう。
ヒヤシンスの水栽培はつい暖かいリビングなどに置きたくなりますが、暖房の効いた暖かい場所だとすぐに開花してしまったり咲き終わってしまったりしてしまいます。
玄関の窓際などの暖房の効いていない日当たりの良い涼しい場所に置くのがおすすめです。
ヒヤシンスの水栽培の容器は?

ヒヤシンスの水栽培の容器は、水栽培の専用容器やビン・ペットボトルなどでもできます。
水栽培の専用容器は100円ショップなどでも購入でき、ネットショップでもベーシックなものからおしゃれなものまで。

自宅にある空き瓶の口の部分に球根を置いてもできます。
ペットボトルもひと手間かければヒヤシンスの水栽培の容器に。
きれいに洗ったペットボトルを上から全体の1/3くらいの位置で横に切ってください。
切ったの飲み口の付いている方を上下逆にして本体にのせれば完成です。
ヒヤシンスだけでなく他の水栽培でも使用できます。

容器が身近にあるものでも水栽培ができるため、気軽にはじめられますね。
ヒヤシンスの水栽培はいつから日に当てる?

ヒヤシンスの水栽培を日に当てるタイミングは発芽をしてからです。
冷蔵庫などで1ヶ月~2ヶ月ほど寒さを経験させてから水栽培を開始し、暗い涼しい場所に置きます。
おおよそ1ヶ月するとヒヤシンスが発芽をしてくるため、発芽をしたら日当たりの良い涼しい場所に移動させましょう。
ヒヤシンスは日当たりの良い環境を好むため、室内でも窓辺などに置いてあげると花付がよくなります。
ヒヤシンスの水栽培の水替えの頻度は?

ヒヤシンスの水栽培の水替えの頻度は1週間に1回くらいです。
水を入れっぱなしにしておくと、汚れてきたり腐ってきたりしてしまいます。
1週間に1回を目途に水替えをするのがおすすめです。
ヒヤシンスを日当たりの良い涼しい場所に置き始めると、根からの吸収と日当たりでの蒸発で水が減っていくため水切れにならないようにチェックしてくだい。
ヒヤシンスが開花後に倒れてしまうときの対処法

ヒヤシンスはボリュームのある花を咲かせるため、開花後に倒れてしまう場合があります。
開花後に花が重くて倒れてしまう場合は、茎が短めであれば球根ごとビンなどの中に入れて倒れないかみてください。
ビンなどの中に直接入れる場合は、根の先端が水に必ずつかるようにし球根には水がつかないようにいれましょう。
わが家の場合は直接入れても上記画像のように茎が長く倒れてしまいました。

ワイヤーでコーンに入っているアイスを支えるような支柱を作ってみました。
ビンの口の下にあるくぼみにワイヤーを巻きつけ、何度かねじってから上に伸ばします。
反対側の先端で花の茎を支えたいため、花が付き始めている部分の下あたりでワイヤーを曲げゆU字にして茎を支えてあります。
U字にするときにあまり狭くしてしまうとヒヤシンスの茎を傷めてしまう可能性もあるため、ややゆとりをたせておくのがおすすめです。
ヒヤシンスの花が終わったらどうする?

ヒヤシンスの花が終わったら花の茎の付け根から切りとり、球根を花壇や鉢に植え付けましょう。
花が咲き終わると上記画像のようにしおれてきて乾燥してくりため、花茎の根元で切り取ります。
球根が埋まるくらいの穴を掘り根と球根を入れ、土の高さは葉の根元が土の表面にくるくらいです。
ヒヤシンスの球根を植え付けたら肥料をあげておくと、翌年再び花を咲かせてくれるでしょう。

咲き終わったヒヤシンスの花茎を切り取ると、球根によっては2番花の花芽があるときがあります。
2番花もそのまま水栽培で室内で咲かせてから、球根を土に植え付けるのも2倍楽しめますね。
このまま土に植え付けて花壇や鉢で花を咲かせるのでも、また違った楽しみ方がでるでしょう。

上記画像が2年前に水栽培をして土に植え付けたヒヤシンスです。
花芽を付けて2月に芽吹いてきました。
近くにもう一つヒヤシンスの芽が出てきており、どうやら植えっぱなしにしておいたため球根が増えたようです。
ヒヤシンスの水栽培で室内に良い香りを!

ヒヤシンスの水栽培は11月~12月頃に始めるのがよいでしょう。
水栽培を始める前に1ヶ月~2ヶ月ほど冷蔵庫などで寒さを経験させると花付がよくなります。
11月~12月頃に水栽培をはじめると、おおよそ2月~3月頃に花が咲くでしょう。
ヒヤシンスを水栽培でぜひ育てて、成長の過程やヒヤシンスの甘く爽やかな香りを室内で楽しんでみてくださいね。