
エキナセアの育て方はどうするのかな?。

エキナセアは育てやすいから育て方も簡単だよ。
夏の人気の宿根草であるエキナセア。
ピンクや黄色・緑など様々な色があり、咲き進につれて中心が付き出て花びらがさがりまるでロケットのような形になるユニークな植物です。
エキナセアを「育ててみたい」「苗を購入した」といったときに気になるのが育て方。
この記事ではエキナセアの育て方として植え付けや水やり・増やし方・枯らさないための注意点など育てた経験を交えて紹介します。
- エキナセアの育て方早見表
- エキナセアは育てやすいか
- 植え付け・水やり・肥料
- 植替えは必要か・増やし方
- 枯らさないようにするための注意点
エキナセアの育て方早見表

形態 | 多年草 |
背丈 | 30㎝~100㎝と様々 |
花色 | ピンク・黄・緑・白・赤・オレンジなど |
植え付け・植替え時期 | 4月~5月・10月 |
開花時期 | 6月~10月 |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 強い |
エキナセアは暑さにも寒さにも強い多年草であるため、管理がしやすく育てやすい植物です。
冬は地上部が枯れてしまい表面に姿が見えなくなってしまうため、枯らさないためにやや注意が必要に。
次から植え付けや水やり・枯らさないための注意など詳しくみていきます。
エキナセアの植え付け

エキナセアは植付け時期は春と秋です。
春から夏に花を咲かせる多年草や宿根草は、一般的に秋に植え付けると開花までに根が張り株が充実するといわれます。
植付け時期になるとエキナセアは多く園芸店などに出回るでしょう。
エキナセアの具体的な植え付け時期や用土など紹介します。
時期は春と秋
エキナセアの植え付け時期は春と秋で具体的には4月~5月と10月です。

花が咲いていない10月になぜ植えるの?
春に花を咲かせる多年草であるエキナセアは秋の10月に植え付けを行うと、寒い冬を越し春までに根をはりしっかりとした株になって開花を迎えられます。
わが家では酷暑の2024年8月に上記画像のエキナセアの苗を購入し庭に地植えで植え付けました。
8月に植え付けてもすくすく育っていますが、株にダメージを与えないようするには涼しくなった秋に植え付けるのがおすすめです。
エキナセアの開花時期の8月よりも10月までまったほうが、いろいろな種類のエキナセアの苗に出会えますよ。
用土は水はけのよいもの
エキナセアの用土は水はけのよいものを使用します。
普通の草花が育つ用土であれば問題ありません。
鉢植えの場合は草花用の培養土に植えます。
地植え・鉢植えどちらでも可能
エキナセアは地植えでも鉢植えでもどちらでも育てられます。
品種によって背丈が30㎝~100㎝と低いものから高いものまであるため、植え付けときには背丈に気を付けて植付けましょう。
地植えの場合は植える位置を考え、鉢植えの場合は大きくなった背丈を考慮して鉢の大きさを選んでください。
エキナセアは分岐もよくし横にもボリュームが出るため、株と株のスペースも広くして植え付けましょう。
エキナセアは育てやすい?

エキナセアは育てやすいと言われており、私が育てた感想でも育てやすい夏の宿根草です。
オルトランなどの薬剤をつかわなくても、アブラムシなどの害虫もついていません。
ペチュニアのような切り戻しも必要なく次々と花を咲かせます。
暑さにも寒さにも強いため、基本的に管理が簡単な初心者でも育てやすい夏の宿根草です。
エキナセアの水やり

エキナセアの水やりは地植えと鉢植えで大きく異なります。
地植えの場合は植え付けたのち根付いたら特に水やりをする必要がなく、夏に乾燥したときにたっぷりとあげてください。
鉢植えの場合は鉢の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
注意したいのが冬になるとエキナセアは地上部が枯れ姿がなくなってしまいますが、鉢植えの場合は地上部がなくても水やりをしないと枯れてしまいます。

地上部が枯れたエキナセアを鉢に植えてああるのをすっかり忘れ、水やりをしなかったため枯らしてしまった経験があります。

地上部が枯れても冬場の水やりを忘れないようにしないといけないね。
エキナセアの肥料のあげ方

エキナセアは肥料を与えなくても毎年花を咲かせてくれます。
花付きをよくしたい場合は春(4月~5月)と秋(10月)に固形肥料をあげるか、週に1回液体肥料をあげるのがよいです。
エキナセアはほとんど肥料を必要としないため、あげすぎると枯れてしまうため気をつけてください。
何もしなくても、1年目よりも2年目のほうが花付きがよくたくさん咲かせてくれます。
エキナセアは植え替えが必要?

エキナセアは鉢植えの場合のみ植替えが必要です。
鉢植えの場合は根詰まりをしてしまうため、1年~2年に1回一回り大きい鉢に植え替えましょう。
植替え時期は植え付け時期と同じ4月~5月・10月です。
エキナセアの増やし方

エキナセアの増やし方は種まきと株分けです。
品種によっては種ができないものもあり、その場合は株分けをします。
株分けは大株になったときの春か秋がよいでしょう。
私が育てたエキナセアは種が取れなかったため、そのような場合は株分けで増やします。
エキナセアを枯らさないための注意点

エキナセアはじょうぶで育てやすい宿根草であるため、育てやすいといわれています。
私の場合3年目の春にエキナセアが芽吹いてこず、枯らしてしまいました。
枯らしてしまった原因として考え枯れるのが、冬の水やりです。
鉢植えで育てていたため地上部が枯れ姿がなくなり、エキナセアの鉢に水やりをするのを忘れてしまったのが考えられます。
- 根腐れ
- 肥料のあげすぎ
- 鉢植えの冬場のみずやり
上記がエキナセアを枯らさないようにするための注意点です。
エキナセアのおすすめ3選を紹介!

エキナセアは種類が豊富で、Instagramなどで見ていてもベーシックなものから変わった咲き方をするものまで様々です。
ここでは私がおすすめするエキナセア3選を紹介します。
おすすめ①グリーンジュエル
エキナセア グリーンジュエルは緑の色をしたエキナセアです。
夏の暑い時期に爽やかな色の花で、Instagramなどで見かけ素敵だなと思っています。
ちょっと変わった花色のエキナセアを育てたい人や緑の花を育てたい人におすすめのエキナセアです。
緑の花はペチュニアなどにもありますが、エキナセアは花が大きいため花壇にあると爽やかで目をひきますね。
おすすめ②パウワウ
エキナセア パウワウはピンクが鮮やかで夏の庭が明るくなるかわいい花色のエキナセアです。
わが家が購入したはじめてのエキナセアで、このブログのピンクのエキナセアがパウワウ。
購入した年よりも翌年のほうが株が充実に花付も花色も良くなり、濃いピンクの花になりました。
はじめてのエキナセアでピンク好き・ベーシックなエキナセアを探してしる人に大変おすすめです。
おすすめ③ピンクダブルデライト

エキナセア ピンクダブルデライトは中心部が変わったエキナセアです。
2つ目のエキナセアを購入したいといったときにもおすすめ。
おすすめ3選のエキナセア以外にも花色が複色のものや花びらが細いものなどたくさんあります。
ぜひお気に入りのエキナセアを探してみてください。
エキナセアは育てやすい宿根草
エキナセアは大変育てやすい植物です。
地植えでも鉢植えでも育てられますが、冬には地上部が枯れてしまうため水やりを忘れないようにしましょう。
手間があまりかからず冬越しもそのままで、翌年の春にはユニークな花の形をするかわいい花を咲かせます。
ご自身の育てる環境に合った背丈のエキナセアを、ぜひ育ててみてください。