
チューリップの植え方がしりたな…。

チューリップは地植えと鉢では植え方がちがうよ。詳しく見ていくね。
春に花を咲かせる大人気の球根植物であるチューリップ。
一重や八重、花色も豊富にありかわいい上に、簡単に育てに育てられる魅力的な花です。
チューリップは秋に球根を植えますが、地植えと鉢植えでは植え方が異なります。
この記事ではチューリップの植え方や植える時期・球根に向きはあるか・植えっぱなしにできるかなど紹介します。
- チューリップの植え方
- 植える時期
- 球根の向き
- ダブルデッカー・水耕栽培のやり方
- 植えっぱなしにできるか
チューリップの植え方は?

チューリップの植え方は地植えとプランター・鉢植えができ、植え方が異なります。
どの場合でもチューリップは日当たりと風通しの良い場所を選んで植えるのがおすすめです。
春に色とりどりの花を咲かせるチューリップの、それぞれの植え方を紹介します。
①地植え

チューリップの球根を地植えにする場合は深さは球根3個分くらいに植えます。
球根と球根の間は球根4個分開けるのがおすすめです。
地植えの場合は球根を一列などに並べれるよりも、あえて並べずに植えると動きが出て見ためにおしゃれさがでるでしょう。
チューリップは球根は3球以上をまとめて植えた方が見栄えがよくなりおすすめです。

チューリップの球根が増えなくなってしまいますが、あえて球根同士の間を1個分にして植えるのもおしゃれに見えますよ。
②プランター・鉢植え

チューリップの球根をプランターや鉢に植える場合は、球根の頭が表面ぎりぎりに隠れるように植えます。
鉢に植える場合は4号鉢に1球、もしくは密植させて5~6球です。
密植は球根と球根の間隔を1㎝位にして植えるため、チューリップが咲いたときに大変かわいくなりますが、球根が成長しないというデメリットもあります。
翌年もチューリップを咲かせたい場合は球根を太らせる必要があるため、球根と球根の間は5㎝ほどあけて植えましょう。
チューリップを植える時期

チューリップの球根を植える時期は「紅葉が見ごろになった頃」です。
地域によって気温が異なるりますが、遅くても年内には球根をうえましょう。
チューリップは寒さを経験して花芽が作られるため、寒さが経験でき時期に植え付けます。
冬に間は休眠するのですが、暖かいうちに植えてしまうと早くに発芽をしてしまいチューリップの芽が霜に当たって枯れてしまうため時期に注意しましょう。
チューリップの球根には向きがある?

チューリップの球根には向きがあり、上下は先が尖った方から発芽してくるため尖っている方を上にして植えましょう。
球根には膨らんでいる側と平べったくなっている側があり、1枚目の葉っぱは平べったくなている方から出てきます。
チューリップを整列させて植えたい場合や密植させる場合は、球根の向きを揃えてうえると綺麗な見た目になるでしょう。
特に密植の場合は葉っぱ同士がぶつからずに育つため、チューリップの成長にもよくなりますね。
チューリップのダブルデッカーのやり方

ダブルデッカーとは球根を植え、その上に季節の草花を植える寄せ植えをいいます。
やり方は鉢やプランターにチューリップなどの球根を植え、周りにパンジーやビオラなどのお好みの季節の草花を植えて完成です。
チューリップが芽吹いてくるまではパンジーが咲いているため鉢がさみしくなりません。
春になりチューリップが咲くと大変見ごたえのある寄せ植えになるでしょう。

ダブルデッカーのさらに下に球根を植えるのをトリプルデッカーといい、深めの鉢で作るのがおすすめです。
チューリップのダブルデッカーについてはこちらに詳しくあります。
チューリップの球根は植えっぱなしにできる?

チューリップは原種のチューリップであれば植えっぱなしにできますが、園芸種のチューリップは植えっぱなしだと花が咲かない場合が多くあります。
チューリップは高温多湿が苦手なため、植えっぱなしにしておくとほとんどが地中で球根が腐ってしまいます。
花が咲き終わって葉っぱが黄色く枯れてきたら球根を掘り上げて、ネットなどに入れて日光と雨の当たらない風通しの良い場所で乾燥させて保管しておきましょう。
植えっぱなしにした翌年は咲いたチューリップもありましたが花が明らかに小さくなってしまいました。

原種のチューリップであれば植えっぱなしにできます。
チューリップを秋に植えて春の庭を華やかに!
チューリップの植え方は地植えでは球根3個分の深さで、プランターや鉢では頭ぎりぎりに植えます。
植える時期は紅葉が見ごろになった頃であり、早すぎると発芽が早まり霜で枯れてしまう可能性があるため注意が必要です。
密植やダブルデッカーなどもぜひチャレンジしてみてください。
秋にチューリップを植えて春の庭を華やかに飾ってくださいね。