
イチゴの受粉はどうしたらいいのかな…。

イチゴは人工授粉したほうが収穫量が増えるなど他にもメリットがあるよね。
プランターでも簡単に栽培ができ家庭菜園でも人気の高いイチゴ。
イチゴは花も一重や八重とあり白や赤の花をさかせ、花や実と大変育てる喜びのある野菜の一つです。
花が咲いたあと実がならない・なっても小さな形の良くない実になっている経験はありませんか。
イチゴの実は人工授粉ができ、この記事ではイチゴの人工授粉のやり方や雨の日でもできるか・受粉をしないとどうなるかなど紹介します。
- イチゴの受粉の方法は
- 人工授粉のやり方
- 雨の日でもできるか
- 受粉をしないとどうなるか
イチゴの受粉の方法は?

イチゴの受粉の方法は虫による受粉と人工授粉があります。
ハチなどの虫がイチゴの花の蜜や花粉を集めに来た際に、雄しべから雌しべに受粉が行われイチゴの実に。
庭やベランダなど家庭菜園でイチゴを育てているとなかなか虫も来ないため、人工授粉が必要になってきます。
人工授粉は綿棒や絵具の筆などで簡単にできるため、ぜひ挑戦してみてください。
イチゴの人工授粉のやり方

イチゴの人口受粉は綿棒や絵具の筆などを使って行います。
花を大きくしてみました。

中心部にあるのが雌しべの集まりで、後に実になる部分です。
雌しべを囲むように周りに雄しべがたくさんあります。
受粉させるときは花の根元を優しく持って、綿棒や筆で雄しべと雌しべの部分を優しくなでるように行います。
雌しべの集まっている部分全体につくようにすると、形の良いイチゴができますよ。
イチゴの人工授粉は雨でもできる?

イチゴの受粉は雨の日は避けて、晴れた日に行うのようにしましょう。
雨の日だと花粉が濡れていたり流れてしまったりするため、受粉がうまくできません。
イチゴの花が濡れていない状態で受粉を行うのがおすすめです。
イチゴの受粉はいつまでにおこなう?

イチゴの人工授粉は花が咲いてから2~4日後までに行ってください。
開花してすぐはまだ花粉が雄しべから出ていないため、2日後まで待ちます。
花が咲いてから5日以上経ってしまうと、受粉の効果がなくなってしまうため4日までに行いましょう。
花が咲いているのに多く遅れて受粉したものは実にならないため、朝に水やりをしながらチェックするのがおすすめです。
イチゴは人工授粉しないとどうなる?

イチゴは人工授粉をしなくても実はできますが、家庭菜園では形がきれいでなくさらに収穫量が少なくなってしまいます。
上記画像は自然にできたイチゴの実です。
受粉をしなくても自然に受粉ができればきれいな実がなりますが、形がわるかったりちいさかったりするものが多くなってしまうでしょう。
綿棒や筆で簡単に受粉できるため、ぜひ花がさいたらたくさんイチゴを収穫するためにも人口受粉をしてみてくださいね。

現在私が育てているイチゴはサントリー本気野菜の四季成りイチゴ「ローズベリー・レッド」です。
なんといっても丈夫でぐんぐん育ち、花も八重の赤い花で見ていてもかわいいです。
イチゴ用の肥料をあげて育てると、しっかりとしたイチゴの味がしますよ。
はじめの頃は草花や野菜用の肥料を使っていましたが、イチゴ用の肥料にかえたら味がしっかりとしてきました。

イチゴは受粉をしてたくさん収穫しよう!
イチゴの受粉は虫などによって自然に受粉もできますが、人工授粉をすればプランターでの家庭菜園でもたくさん収穫できます。
人工授粉は綿棒や絵具の筆を使って優しく雄しべから雌しべに受粉しましょう。
雨の日は避けて晴れた花が濡れていない日に行うのがおすすめです。
イチゴのかわいい花でいやされながら、たくさん美味しいイチゴを収穫しましょう。