
スイセンの植え方を知りたいな……。

スイセンは地植えや鉢植え・水栽培もできるね!
早春から花を咲かせる春の庭に欠かせな球根植物であるスイセン。
ラッパのような形をした花が特徴的で、一本の茎から一つの花を咲かせるものから房咲きのものまでと種類が豊富にあります。
スイセンは秋に球根を植えますが、球根を植える深さや間隔など植え方は地植えや鉢植えで違いも。
この記事ではスイセンの植え方や植える時期・地植えや鉢植えでの球根の深さなど紹介します。
- スイセンの植え方
- 植える時期と場所
- 水やりと肥料
- 植えっぱなしにできるか
スイセン(水仙)の植え方は?

スイセンの球根を植え方は地植えと鉢植えで異なります。
地植えの場合は球根3個分の深さで、球根と球根の間隔は球根2個分あけましょう。
元肥を入れた場合は肥料に直接触れないように球根を植えます。
鉢植えの場合は球根の頭が隠れるくらいに植えましょう。
スイセンの球根の植える時期と場所

スイセンは秋に球根を植えて春になると花が咲く、秋植え球根です。
品種によっては12月頃に花を咲かせるのもあり、スイセンの球根を植える時期と場所を紹介します。
植える時期
スイセンの球根を植える時期は9月~11月頃です。
種類によって植える時期が異なり、ニホンスイセンのように12月頃の寒い季節に咲く品種は早めに植えましょう。
スイセンは植えるのが11月以降になってしまうと、寒さでなかなか発根してこない場合があります。
11月までにはスイセンの球根を植えておきましょう。
植える場所
スイセンは日当たりと風通しの良い場所に球根を植えます。
雨水などが貯まる水はけの悪い場所だと球根が腐ってします可能性があるため注意しましょう。
日照不足になるとスイセンは花が咲かなくなってしまうこともあるため、日当たりのよい場所を選びます。
スイセンは寒さに強いため、十分に寒さにあてて花つきをよくしましょう。
スイセンの水やりと肥料

スイセンの水やりは土の表面が乾いたら、たっぷり水やりをします。
まだスイセンが芽吹いていなくても土の中で球根が成長をしているため、土の表面が乾いていたら必ず水やりをしましょう。
肥料は球根を植えるときに元肥を入れます。
スイセンは肥料を与えすぎると球根が腐ってしまうため、芽吹いたあと1度と花後に翌年のために球根を大きくする目的で液体肥料をあげましょう。
スイセンは植えっぱなしにできる?

スイセンは一度植えれば3年~4年は植えっぱなしにできます。
植えっぱなしでも翌年花を咲かせ、球根も年々増えていくためスイセンの花がまとまって咲くでしょう。
花の数が少なくなってきたと感じた場合は植え替えどきです。
土の中で球根が増えすぎて大きくなるスペースがなくなっているため、花が終わって葉っぱがかれてきたら球根を掘り上げて風通しの良い日陰に保管しておきましょう。

上記画像のスイセンはわが家で2年ほどほったらかしのもので、年々花が増えていっています。
スイセンのおすすめ3選を紹介!
スイセンは大変種類が多く園芸品種の数は数万品種あるといわれています。
お気に入りのスイセンを見つけて育てたいですね。
ここではおすすめのスイセンを3選紹介します。
①ペチコートスイセン

背が低く変わった花の形をしている「ペチコートスイセン」。
学名は「バルボコディウム」であり、小型の原種スイセンです。
葉っぱは細く花はペチコートのような形をしている大変かわいいスイセンです。
②ペーパーホワイト

ペーパーホワイトは房咲きで香りのするスイセンです。
真っ白な花を房咲き咲かせ、清楚でたいへん見ごたえがあるおしゃれなスイセン。
香りがやや独特なため苦手な人もいます。
広範囲にわたって香りが漂いはしないため、かわいさゆえに人気のある品種です。
③ピンクパラソル
「ピンクパラソル」白い花びらには淡いピンクの色のカップがかわいいスイセンです。
中心部のカップがフリルのようになっていてややピンクがかっている大変かわいく、大きさもあるため存在感もあります。
スイセンにしては変わった花の形であるため、ちょっと差をつけたい人にもおすすめのスイセンです。
スイセンを植えて春の訪れを感じよう!
スイセンの球根の植え方は地植えで球根3個分、鉢植えで球根の頭がかくれるくらいです。
球根を植えたらまだ芽吹いていなくても、土の表面が乾いたら水やりをしましょう。
一度植えたら植えっぱなしにできるのも魅力的ですね。
スイセンの球根を秋に植えて、開花をともに春の訪れを感じましょう。