
アイビーの増やし方はどうするのかな……

アイビーは思ったより簡単に増やせるよ。
お庭やベランダ、室内の観葉植物としても人気の高いツル性植物のアイビー(ヘデラ)。
丈夫で育てやすくハンギングにしておしゃれに飾ったり、寄せ植えにしてアクセントになります。
アイビーを「もっと増やしてたくさん植えたい」と思う人も多いでしょう。
この記事ではアイビーの増やし方である挿し木や水挿しのやり方・適切な時期・水栽培でも育てられるかなど紹介します。
- アイビーの増やし方
- 挿し木・水挿しのやり方
- 挿し木に適した時期
- 水栽培でも育てられるか
挿し木や挿し芽にして増やしたブランド苗は人に譲ったりせずに、ご自宅で楽しむ範囲にとどめておきましょう。
アイビーの増やし方は?

アイビーの増やし方は挿し木や水挿し・株分けなどです。
増やし方のなかでも簡単に増やせるのが挿し木と水挿しであり、割と簡単に発根してくるでしょう。
株分けは鉢に根がパンパンに詰まってしまい植え替えが必要なときに行うのがおすすめですが、根を傷めないようにする注意が必要です。
アイビーはぐんぐん育ち発根しやすいため、挿し木と水挿しで増やすのが簡単に増やせます。
アイビーの水挿しのやり方

アイビーを水挿しで増やす場合は葉が数枚ついている枝を10㎝~15㎝程度に切り取ります。
枝の切り口は斜めに切り、水に浸かる部分に葉があると腐ってしまうため水に浸かる葉は切り取りましょう。
グラスやビンなどに水を入れてアイビーを水に挿します。
水は1日~2日に一回は取り換え、直射日光があたらない明るい日陰で管理しましょう。

水挿しで発根したアイビーはそのままでも育てられますが、ある程度根が伸びたら土やハイドロカルチャーに植えてあげると良いでしょう。

ビンに入れておくと発根してくる様子もみれていいね!
アイビーの挿し木のやり方

アイビーは生育が旺盛であるため水挿し同様に挿し木でも割と簡単に増やせます。
土に挿すアイビーの挿し木で準備するものと手順です。
①準備するもの
アイビーの挿し木で準備するものをまとめました。
- 挿し木にする枝(挿し穂)
- ポットなどの鉢
- 棒(割り箸など)
- ビン
- 用土
- 水
挿し木に使用する用土は挿し木専用の用土や赤玉土、鹿沼土など清潔で肥料成分がなく保水性と通気性のよい土がおすすめです。
アイビーは割と簡単に発根しますが、なかなか発根しない場合は発根促進剤のメネデールやルートンを使用するのもよいでしょう。


②挿し穂を作り給水させる

アイビーの挿し穂を作ります。
新しい根が節から出てくるため、アイビーの枝を全体の長さが10㎝~15㎝位になるようにして葉のすぐ下にある節で切ります。
下の方の葉は取り除き、切り口は水分を吸収しやすいように面を広くするために斜めに切りましょう。
ビンなどに水を入れてアイビーの挿し穂を挿し、30分~1時間ほど給水させておきます。
③挿し穂を用土に挿す

挿し木専用の用土や赤玉土、鹿沼土などをポットや平鉢に入れ、水やりをして用土を落ち着かせます。
割り箸などの棒を使って挿し穂を挿す穴をつくりましょう。
そのまま挿し穂を挿すと切り口か傷つく可能性があり、発根が難しくなってしまいます。
作った穴に挿し穂の1/3を挿し指で押して挿し穂を固定させ、優しくそっと水やりをしましょう。

今回は赤玉土の小粒を使って挿し芽をしました。

④発根するまで半日陰で管理
アイビーの挿し木が発根するまでは半日陰で管理をし、乾燥しないように水やりをします。
おおよそ1~2週間位で発根してしてくるでしょう。
そっとゆすって抵抗があれば発根している可能性が高いです。
発根したら根を傷めないないように丁寧に掘り出しで、鉢や花壇などに植え替えましょう。
アイビーの挿し木に適した時期は?

アイビーの挿し木に適した時期は4月~6月頃と9月~10月頃です。
生育が旺盛なためいつでも挿し木にできますが、夏の暑い時期は挿し芽の管理もしにくく発根もしずらくなるでしょう。
冬は発根がしずらくなります。
猛暑の8月に挿し芽にしてみたところ、室内の水挿しでも屋外の用土でもしましたが用土は水やりの管理がやや難しかったです。
アイビーは水栽培でも育てられる?

アイビーは水だけの水栽培でもハイドロカルチャーでも育てられます。
水栽培は生育が遅くなるため、発根をしたら用土に植え替えるのがおすすめです。
定期的に水を取り替え、明るい日陰で管理するのがよいでしょう。
アイビーを水栽培で育てて観葉植物としてお部屋のインテリアにするのもいいですね。
アイビーを挿し木や水挿しで増やして飾ろう!

アイビーの増やし方は挿し木や水挿し、株分けなどがあります。
手軽に増やせるのが水挿しと挿し木であり、わりと簡単に発根するためおすすめです。
水栽培でも育てられるため、観葉植物としてお部屋のインテリアにもなるでしょう。
アイビーを挿し木や水挿しで増やして寄せ植えやおしゃれに飾ってインテリアとして楽しみたいですね。