
ムスカリは植えっぱなしにできるのかな……

ムスカリは地植えと鉢植えで植えっぱなしにできりのが少し異なるよ。
春にぶどうのような花を咲かせる人気の高き球根植物のムスカリ。
ムスカリをいくつかまとめて植えたり、チューリップやパンジー・ビオラなどと寄せ植えにしたりしても素敵で見ごたえがあります。
ムスカリの球根は一度植えたら植えっぱなしにもできる育てやすい球根植物です。
この記事ではムスカリは植えっぱなしにできるのかや地植えと鉢植えでの違い・肥料の時期など紹介します。
- ムスカリは植えっぱなしにできるか
- 地植え・鉢植えでそれぞれ何年くらいか
- 肥料の時期
- 葉っぱだけ伸びないようにするには
ムスカリは植えっぱなしにできる?

ベル状の小さなかわいい花をぶどうのように咲かせるムスカリは、植えっぱなしにできます。
一度球根を植えれば、球根を掘り上げなくても翌春も花をさかせてくれるでしょう。
特別なお手入れなども必要なく、花が終わったら茎から切り取り肥料をあげれば栄養がある大きい球根になり、花がつきやすくなります。
ムスカリは夏は休眠をするため、そのままほったらかしでも春になったら花が咲くでしょう。
ムスカリは何年くらい植えっぱなしにできる?

ムスカリは植えっぱなしでも花を咲かせますが、地植えと鉢植えでは植えっぱなしの年数に違いがあります。
何年くらい植えっぱなしにできるか、地植えと鉢植えでそれぞれ紹介します。
①地植えはほったらかしでOK
ムスカリは地植えの場合はほぼ植えっぱなしにできます。
球根がどんどん増えて地中に広がり、ムスカリの花が咲くエリアも広がっていくでしょう。
花の大きさが小さくなったら球根が混み合っている可能性があるため、一度掘り起こして植え替えます。
手間をかけずにムスカリを育てたい場合は、地植えにして育てるのがおすすめです。
②鉢植えは2~3年に1度掘り上げる
ムスカリの鉢植えは2年~3年に一度、球根を掘り上げて植え替えをしましょう。
鉢植えの場合、増えたムスカリの球根で混み合ってしまいます。
球根が混み合うと花が小さくなったり、咲かなくなったりしてしまうでしょう。
ムスカリを鉢植えでそだてるには2~3年に一度は球根を掘り上げて植え替えが必要ですが、ベランダや玄関などの限られたスペースでも育てるられますね。
ムスカリの肥料は?

ムスカリの肥料は花が咲き終わったら緩効性肥料を株の周りに施すか、液体肥料を葉が茶色になるまで月に2~3回与えましょう。
翌春も花を咲かせるようにするためには球根を太らせる必要があります。
ムスカリは肥料をあげなくても花を咲かせますが、花が終わったあとに追肥をすると球に栄養が蓄えられ大きくなり翌春も花を咲かせてくれるでしょう。
ムスカリは球根に栄養を蓄えていますが、植付け時に土に緩効性肥料を土に混ぜるとより大きな花を咲かせます。
ムスカリの花が終わったら?

ムスカリは花が終わったら花がついている茎を切り取りましょう。
花をそのままにしておくと種を作りだし、球根に栄養が行かなくなってしうため、葉は切らずにそのままにし花茎のみ切り取りましょう。
7月頃になると地上部が枯れるため、鉢植えの場合は2~3年に1度、地植えの場合は球根が混み合ってきら球根を掘り上げて秋に植え替えます。
植えっぱなしにする場合は夏はムスカリは休眠期になるため、地上部が枯れたら水やりをストップしましょう。

ムスカリは種でも増えるため、花が咲きをったあとそのままにしておくと種が飛んで植えていない場所からムスカリが出てくるときがあります。
ムスカリの葉っぱだけが伸びないようにする対策!

ムスカリは植えっぱなしの場合や早く球根を植えると、秋に葉ばかりが伸びてしまいます。
「葉っぱばかり伸びて花が見えない」「バランスが」といった場合は、次のような対策もできます。
- 少し遅めに球根を植付ける
- 植えっぱなしにせずに堀る上げる
- 花芽が出た頃に葉っぱを短く切る
ムスカリは植えっぱなしにしておくとどうしても葉っぱばかりが伸びてしまいます。
伸びた葉っぱを利用し、鉢植えの場合はハンギングにして葉っぱを垂らすのもいいですね。
地植えの場合はムスカリの周りに葉っぱを鳥の巣のように集めても。
ムスカリは植えっぱなしにもでき育てやすい!
ムスカリは一度球根を植えれば、植えっぱなしでも翌春に花を咲かせます。
鉢植えの場合は2~3年に一度、地植えの場合は数年植えっぱなしにできますが、球根が混み合ってきたら鉢植え同様に掘り上げて植え替えましょう。
ムスカリは特別なお手入れなどなく簡単に育てられます。
鉢植えや地植え、寄せ植えなどにして、ぜひムスカリを育ててみてください。