
ジニア(百日草)は冬越しできるのかな……

かわいいお花だから翌年にも繋げたいよね。
色鮮やかに赤やオレンジ・ピンクなどの花を咲かせるジニア。
夏の暑さに強く休むことなく花を咲かせ、開花時期が長いことから「百日草」の和名もあります。
きれいにかわいく咲いているジニアを見ていると「冬越しはできる?」と思いますね。
この記事では、ジニア(百日草)は冬越しできるのかや種の取り方・種まき時期・こぼれ種でも発芽するかなど紹介します。
- ジニアは冬越しできるか
- 種の取り方・種まき時期
- こぼれ種でも発芽するか
ブランド苗の種や種で増やしたものは人に譲るなどせずにご自宅で楽しむ範囲にとどめましょう。
ジニア(百日草)は冬越しできる?

ジニア(百日草)は一年草であるため冬越しはできません。
一年草は発芽から一年以内に花を咲かせて種を残し枯れてしまいます。
ジニアは5月~11月頃までと長く花を咲かせ、9月~10月頃になると種取りができるでしょう。
品種によっては種が取れないもの翌年はお花に多少違いが出てしまうものもあるようですが、種取をして繋げられます。

上の写真はジニアプロフュージョンです。

ジニア(百日草)の種取りのやり方

ジニアの種取りは上の写真のようにお花が茶色くカラカラになたらタイミングです。
節の上などで茶色になった花を摘み取りましょう。
種は花びらをそっと引き抜くと花びらの根元にあり、さらに中央のシベの根元にもついています。
取った種は紙の上などで乾燥させ封筒に入れて種まき時期まで冷蔵庫で保存しておくのがおすすめです。
ジニアの種取りの詳しいやり方はこちらに記載してあるので、ぜひ参考にしてください。
ジニア(百日草)の種まき時期は?

ジニアの種まき時期は4月~7月上旬で、寒冷地では5月~7月です。
発芽適温が25℃前後であり、20℃を下回ってしまうと発芽が遅くなってしまいます。
暖かくなってから種まきをするか、早い時期であれば室内や保温をするのがおすすめです。
ジニアは嫌光性の種であるため種まき後は光が当たらないように薄く(5㎜ほど)覆土をし、発芽までは土の表面が乾かないように水やりをしましょう。

上の写真のジニアは私が温暖地で4月に種まきしたもので、発芽までは室内で管理しました。
ジニア(百日草)はこぼれ種でも発芽する?

ジニアはこぼれ種でも発芽してくる場合もあります。
まだこぼれ種で発芽させた経験がないため調べてみたところ、うまくいけばこぼれ種で発芽してくるそうです。
種まきしていないとこから発芽をしていると大変嬉しいですよね。
こぼれ種が難しそうでも、ジニアはわりと簡単に種まきから育てられるため種を保管しておくのがおすすめです。
ジニアは種で翌年につなげよう!

夏の暑さにつよく色とりどりに鮮やかな花を咲かせるジニアは一年草のため冬越しできません。
育てているジニアを翌年も咲かせたい場合は種取りをして、種まき時期まで冷蔵庫で保管をして種まきしましょう。
種まき時期は4月~7月上旬で、寒冷地では5月~7月です。
育てたお気に入りのジニアからぜひ種取りし、種まきしてみてくださいね。