
チューリップのダブルデッカーは簡単に作れるかな…。

ダブルデッカーは名前は難しそうだけど簡単だよ。
春に色とりどりの花わ咲かせる大人気の球根植物であるチューリップ。
チューリップの球根を秋に植えたけれども、表面がチューリップが芽吹いてくるまでさみしいといった点を解決するのがダブルデッカーです。
チューリップのような球根植物とパンジーやビオラなどの寄せ植えをダブルデッカーといい、見た目は難しそうですがじつは簡単。
この記事ではチューリップのダブルデッカーの植え方を、パンジーやビオラを使って紹介します。
- ダブルデッカーとは
- ダブルデッカーの作り方
- チューリップとムスカリは寄せ植えできるか
ダブルデッカーとは?

ダブルデッカーとはガーデニングでは、球根を植えた上にパンジーやビオラなどの季節の草花を植える2層の植え方をいいます。
ダブルデッカーで植えた球根の下に、さらに球根を植える植え方がトリプルデッカーです。
チューリップなどの球根植物は芽吹いてくるまでが表面がなにもなくさみく感じかれます。
パンジーやビオラなどの季節の草花を植えておけばチューリップが芽吹くまでも楽しめ、チューリップが咲くと見事な寄せ植えになるでしょう。
チューリップの基本の植え方はこちらにあります。
チューリップとビオラやパンジーのダブルデッカーの作り方

チューリップとパンジー・ビオラのダブルデッカーの作り方です。
作り方は様々あるとおもいますが球根を植えてから草花を植える手順は同じです。
今回は中央にチューリップの球根を植え、周りにパンジー・ビオラなどの季節の草花を植えました。
球根の植える場所などのレイアウトはお好みで植えてみてください。
①チューリップの球根を植える

チューリップの球根をプランターの中央に植えます。
チューリップは密植にして3球ほど植え付けると、チューリップが開花したときに華やかさが増しおすすめです。
複数のチューリップの球根を植える場合は、開花時期が揃うように同じ品種のものがよいでしょう。
1つ上の画像は2021年に作ったダブルデッカーですが、チューリップはハウステンボスというフリジンのものを3球植えました。
チューリップの球根を植える深さは基本的には鉢植えの場合は表面ぎりぎりに植えます。
ダブルデッカーの場合は植えに草花で寄せ植えを作りたいため、球根は少し下に埋めて植えてもよいでしょう。
地植えでは球根3個分の深さに植えるため、球根3個分よりも浅く植えるののがおすすめです。
チューリップの球根の植え方はこちらです。
②パンジーやビオラなどを植え付ける

チューリップの球根の周りにパンジーやビオラなど季節の草花を植えるとダブルデッカーの出来上がりです。
市販のパンジーやビオラを植えればすでにパンジーやビオラの花で鉢が飾られるます。
鉢の表面にはふつうの寄せ植えを作るようにして植え付けましょう。
今回は種まきしたパンジーとビオラ・シレネと、既に発芽していたムスカリを植えてみました。
チューリップと相性の良い寄せ植えにできる草花は?

チューリップと寄せ植えするのに相性の良い草花は、チューリップよりも背丈が低いものを選びましょう。
球根を植え付けた秋から鉢を花で飾りたければ、パンジーやビオラ・アリッサムなど秋から初夏までと花期の長い草花がおすすめです。
1月頃からであればプリムラが出回り、品種によっては冬から花を咲かせるのもあるため鉢を飾れますね。
ヘデラやワイアープランツなどを鉢の手前に植えても、動きが出てかわいくなりますよ。
チューリップとムスカリは寄せ植えできる?

チューリップとムスカリは寄せ植えができます。
背丈の高いく花が大きいチューリップに対し、ムスカリは背丈が低く小花でありチューリップとの相性が抜群です。
チューリップは株元がどうしても寂しくなるため、周りにムスカリを植えると華やかになります。
鉢での寄せ植えはもちろん、花壇での地植えでチューリップの周りにムスカリを植えるのも素敵になります。
ムスカリは植えっぱなしでも翌年花を咲かせてくれます。
数年に一度は球根が増えて窮屈になるため、葉っぱが黄色く枯れた頃に掘り起こして風通しの良い日陰で乾燥させて保存しましょう。
秋になったらムスカリの球根を植えます。
チューリップのダブルデッカーを作ってみよう!
ダブルデッカーとは球根を植えたところに、パンジーやビオラなどを寄せ植えし2層にする植え方です。
チューリップなどの球根植物は芽吹いてくるまで表面がさみしいため、パンジーやビオラなどの季節の草花を植えると華やかになります。
さらに下にユリなどの球根を植えて3層にしてトリプルデッカーで植えるのもいいですね。
チューリップなどの球根植物にお気に入り季節の草花を寄せ植えして、ダブルデッカーをぜひ作ってみてください。