ストックの種まき時期はいつかな…。
ストックは年内に開花させるには8月に種まきするよ。
春の花で優しい香りのある花を房状に咲かせるストック。
花色もピンクや白・クリームイエローや紫といった様々な色があり、一重や八重咲きがあります。
ストックを種から育てたい場合、まず知りたいのが種まき時期。
この記事ではストックの種まき時期や種まきのやり方・発芽後の管理など実際に私がそだてた画像と経験を元に紹介します。
ストックの種まき時期は?
ストックの種まき時期は8月上旬~10月下旬頃で、寒地では4月です。
年内に開花させたい場合は8月に種まきをするのがおすすめですが、発芽温度が20℃前後でであるためクーラーの効いた室内での種まきにしましょう。
私は9月の少し朝夕が涼しくなったタイミングで種まきをし、ベランダの植物の陰で日陰になっている場所で発芽まで管理しました。
涼しくなってからのほうが管理は簡単で種まきしてから発芽日数の3∼4日後に発芽をしていますが、9月の種まきなので開花は12月頃になりそうです。
ストックの開花時期と種の取り方
ストックの開花時期は11月~4月です。
地植えでも鉢植えでも育てられ、日当たりと風通しの良い環境で育てましょう。
上記画像はわが家で育てたストックから採ったストックの実です。
茶色の房のようなものの中に種が入っています。
房状のものを割ると上記画像のように種がいくつか入っています。
ストックは一重と八重がありますが、八重のストックからは種が採れず一重のストックからのみとれました。
八重咲きのストックからは種が採れないのか調べてみたところ、グリーンスナップさんの記事によると「八重咲きの花から種を取ることはできない」そうです。
一重の種からは八重は咲かないそうなので、八重のストックを種から育てたい場合は市販の種を購入して種まきをするようになります。
ストックの種まきのやり方
ストックの種まきのやり方です。
種まきは一度にまかずに時期を少しずらして何回かに分けてまくと、先にまいたのがダメになってしまっても安心ですね。
種を保存しておく場合は冷蔵庫で保管します。
①鉢やポット・トレイなどに種をまく
鉢かポット、トレイなどに種まきをします。
ストックは根が直根性であり根を痛めると枯れてしまう移植を嫌う植物です。
移植の手間を省くようにするために、育てる鉢やプランターなどに直接まくのも良いでしょう。
私の場合は牛乳パックを切ったものやプラカップに種まきをしました。
種まきをするときは土は種まき用の土か使い古した土を使います。
新しい土は栄養分を多く含んでおり、発芽がしにくくなってしうため使い古した土がおすすめです。
私は使い古した土の上に種まき用の土を薄くひいて水でしめらせ、その上にストックの種をのせ種がかくれるくらいに種まき用の土をかぶせました。
種まき用の土がない場合はすべて使い古した土でも問題ありません。
ストックの種は嫌光性で発芽に光を必要としないため、種を土でかくれるくらいに覆います。
②優しく水やりをして日陰で管理
種まきができたら優しく水やりをします。
ストックの種は小さいため、普通に水やりをすると流れていってしまったり土に埋もれてしまったりする可能性も。
ハス口(シャワーになるもの)をつけたジョウロなどで、優しく水やりをしたり、霧吹きなどを活用したりするのもおすすめです。
発芽するまでは涼しい日陰で管理し、表面が乾かないように水やりをしましょう。
私は種まき後は他の植物の影になるような場所で管理しています。
③8月に種まきをする場合
ストックを年内に咲かせるために8月に種まきをした場合は、クーラーの効いた室内で種まきをして発芽まで管理をします。
発芽適温が20℃前後であるため、暑すぎる場合は発泡スチロールの入れ物に種まきしたものをいれ、保冷剤などで温度調節するのもおすすめです。
8月の種まきは発芽後の管理もストックは暑さに弱く、暑すぎるとダメになってしまう可能性がるため気を付けてください。
上記画像は8月中旬頃に室内で種まきをし徐々に外に出し、現在本葉が出てきているため半日ベランダにハンギングにしています。
わが家は西日が強いため午後もハンギングにしたままにしてしまったら、日光の強さでぐったりしてしまいました。
ストックの発芽後の管理
ストックが発芽をしたら徐々に光に当てていきます。
急に強い直射日光に長時間当てておくとストックがぐったりと倒れてしまう場合も。
はじめのうちはこもれびが当たる程度にし徐々に日向にだし、まずは午前中のみ光があたる半日陰の場所がおすすめです。
上記画像は9月はじめにベランダで種まきをし他の植物の影になる場所に置き、現在双葉が出てきています。
私が種から育てたストックはタキイ種苗さんの「ストック キスミー」です。
ピンクのチェリーの他にも黄色や白・ブルーなどあり、淡い色で大変かわいいです。
分岐性にも優れているところが育てやすくもあります。
ストックの冬の育て方は?
ストックは耐寒性があり冬には強い植物ですが、霜などによって根が凍ってしまうと枯れてしまいます。
霜が降りる場合はシートやウッドチップ・腐葉土などでマルチングをするなどして対策をしましょう。
鉢植えの場合は気温が下がる夜には室内に入れるなどするのがおすすめです。
わが家は温暖地で冬は雪もふり0℃以下にもなるため、ストックは寒い日の夜や雪の日は室内にいれています。
ストックの8月の種まきをYouTubeで分かりやすく
出典元:えみhanaガーデンちゃんねる
上記YouTubeは私が運営しているYouTubeチャンネルです。
8月に実際にストックの種まきをしたのを動画にしてあります。
実際に種まきをしているところをみたいといった場合など、参考までにぜひみてみてください。
ストックを種まきしてかわいい花を楽しもう!
ストックの種まき時期など種まきのやり方を紹介しました。
11月頃に咲かせたい場合は8月に種まきをしますが、まだ暑いためクーラーの効いた室内で種まきをします。
気温が少し下がった9月頃になると種まきもしやすく、発芽後の管理も成功しやすいでしょう。
色々なストックの種をまいてぜひ種か育ててみてください。
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