千日紅の増やし方を知りたいな…。
千日紅はコロンとしててドライフラワーにもなるから、増やしてたくさん育てたいよね。
夏の暑さに強く丸いボールのようなかわいい苞をつける千日紅。
5月から10月と開花時期が長く、花の色も長く色あせないところから名前がついています。
花は収穫してドライフラワーにもなり人気の高い千日紅ですが、増やし方は種まきと挿し芽です。
この記事では、千日紅の増やし方として挿し芽や種まき・種の取り方・こぼれ種で増えるかなど紹介します。
千日紅の増やし方は?
千日紅の増やし方は種まきと挿し芽です。
種まきと挿し芽の方法をそれぞれ紹介します。
増やし方①種まき
千日紅は種まきで増やせます。
種まき時期は4月中旬~5月頃で、発芽適温がおよそ20℃~25℃なため気温が暖かくなってから種まきしましょう。
種まき後は4~7日くらいで発芽し、環境にもよりますがわが家の場合は開花からおよそ2カ月ほどかかりました。
以前に私は種まき時期を逃してしまい7月に種まきをしたところ、開花したのが9月になりましたがその後たくさんの花を咲かせてくれました。
千日紅の開花時期が5月~11月であるため7月でも十分に間に合いますが、気温が高くなりすぎてしまうと発芽しなくなってしまいます。
増やし方②挿し芽
千日紅の挿し芽は挿し芽にしたい枝を5㎝ほど切り、上に葉っぱを残した状態で切り口を斜めに切り挿し穂にします。
ビンやカップなどの容器に入れた水やメネデール溶液を入れた水に、作った挿し穂を2~3時間ほど入れて水を吸水させましょう。
ポットなどに使い古した土や挿し芽用の土を入れ水でしめらせておき、土に割り箸などで穴を開けて挿し穂を穴に挿し指で土をぎゅっと寄せれば完成です。
挿し芽の後は涼しい日陰で管理をして、土の表面がかわかないように水やりをしましょう。
上記画像は私が挿し芽をしたゴンフレナ ラブラブラブです。
一般的な千日紅は挿し芽でも種まきで増やせますが、ゴンフレナ ラブラブラブは種がないようなので、挿し芽で増やしてみました。
ゴンフレナ ラブラブラブの増やし方はこちらに詳しく投稿してあります。
メネデールは活力剤で水に適量を混ぜて使用すると、発根や発芽を促してくれます。
挿し木や挿し芽・種まきのときに大活躍する強い味方であり、1本常備しておくと大変便利ですよ。
千日紅の種の取り方
千日紅の種の取り方です。
種は赤やピンク・白などに色づいている苞の根元の部分に入っているため、上記画像の1のように苞を取って根元部分が膨らんでいる苞からたねをだいします。
周りの羽のようなものを開いていくと2のように丸い茶色の種があらわれるので、取り出してください。
取り出した千日紅の種が3で、転がりやすいためどこかにいかなように上手に出してくださいね。
全部の苞に種が入ってはいないため、根元が膨らみ硬くなっているものを選びましょう。
千日紅の種はドライフラワーにしたものからも取り出せます。
咲いたばかりのものはまだ種ができていない可能性が高いため、花が咲いてしばらく経ったものがおすすめです。
苞が茶色くなったものであれば確実に種が採取できるでしょう。
千日紅はこぼれ種でも増える?
千日紅はこぼれ種でも増やせます。
上記画像は実家の千日紅ですが枯れるまでそのままにしておいたところ、翌年はこぼれ種で発芽し花を咲かせているそうです。
発芽適温の時期になったら千日紅を育てていた付近から発芽していないか、探してみるのもいいですね。
こぼれ種は土をいじってしまうと発芽しないため、種がこぼれているであろう部分はそっとしておくのがおすすめです。
こちらは千日紅の種で赤やピンク・白と育てたい場合はミックスの種がおすすめです。
私は千日紅のミックスの種を購入し、翌年からは自家採取して育てています。
こちらは千日紅 ストロベリーフィールド。
名前の通り赤いいちごのようなかわいい花を咲かせ、人気の高い千日紅です。
千日紅を種まきをしてたくさん育てよう!
千日紅は種まきをして種からや挿し芽で増やせます。
ゴンフレナ ラブラブラブのように種ができない品種は挿し芽でふやせるため、挑戦してみてください。
咲いた千日紅はドライフラワーとしても活用できるため、収穫しておくのもおすすめです。
育てた千日紅から種採りをしてたくさん増やしましょう。
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