
ペチュニアの種まき時期はいつかな?

ペチュニアの種まきは秋まきと春まきがあるよ。
花期が3月から11月と長く暑い夏にも強く人気の高いペチュニア。
花色も豊富で一重や八重など様々の種類があります。
ペチュニアは種からも育てられ、市販の種や品種によっては育てているペチュニアから自家採取もできるでしょう。
この記事ではペチュニアの種まきの時期や方法・発芽適温・発芽後の管理など紹介します。
- ペチュニアの種まき時期
- 種まきのやり方
- 発芽後の管理
ペチュニアの種まき時期は?

ペチュニアの種まき時期は、温かい地域では春まきの3月~6月中旬と秋まきの9月~10月に種まきができます。
寒い地域では春まきの4月~5月です。
ペチュニアの発芽適温が20℃~25℃であるため、秋まきをする場合はクーラーの効いた室内で種まきしましょう。
春に種まきをする場合は気温が十分に暖かくなるのをまってから、または暖かい室内で種まきします。
ペチュニアの開花までの日数
ペチュニアの種まきから開花までの日数は一般的におよそ45日~60日といわれています。
春の遅い時期に種まきをすると開花が7月頃になるでしょう。
ペチュニアの開花時期である3月頃から花を咲かせたい場合は、秋に種まきをするのがおすすめです。
寒い地域では3月に種まきをすれば、早い時期に花を咲かせられるようになりますね。

ペチュニアは秋に種まきをした場合は、冬越しは室内でしましょう。
ペチュニアの種まきのやり方

ペチュニアの種まきのやり方です。
種まきをするポットはビニールポットやセルトレイ・卵パックなどなんでもできます。
私は牛乳パックを適当な大きさに切って、底に穴を開けて種まきをしました。
卵パックの場合は底と蓋を切り離し一方に穴を開け重ねて使用します。
①ペチュニアの種を用意する

ペチュニアの種は市販のものや自家採取したものを用意します。
上記画像は実家で自家採取したペチュニアの種で、シャンプーペンシルと比較すると大変小さいです。
市販のペチュニアの種は画像のようなものと、コーティングされているものがあります。
コーティングされている種のほうがやや大きくなっていますが、それでも小さいためこぼれないようしましょう。
②ポットにパラパラとまく

3月や9月頃に種まきをする場合は、気温の関係で室内での種まきになります。
室内での種まきになるとどうしても徒長してしまうため、種まきする容器にはふちいっぱいに土を入れて日光が当たりやすく高くするのがおすすめです。
土は種まき用の土か使い古した土を使用し、新しい土は栄養分を多く含んでいるため発芽がしにくくなってしまうため避けましょう。
土を入れたら種をまく前に水で土をしめらせておき、その上にペチュニアの種をパラパラとまきます。

私は古い土の上に種まき用の土を薄くひいて、その上に種まきをしています。
③覆い土はしない

ペチュニアの種は好光性の種で発芽に光を必要とするため、種まきをしたあとは土はかぶせずにそっと霧吹きなどで水やりをします。
種に土をかけてしまうと発芽をしなくなってしまいうため注意してください。
種まき後の水やりは腰水をして底から吸水させる底面吸水か、霧吹きで水やりするのがおすすめです。
ジョウロなどで水やりをすると種が流れてしまったり土にもぐってしまう可能性があり、土にもぐってしまうと発芽しなくなってしまうため注意してください。

ペチュニアが発芽するまでは発芽適温の20℃~25℃になるところで管理します。
ペチュニアの発芽後の管理と耐寒気温

ペチュニアの発芽後は双葉も大変小さいです。
水やりは双葉が倒れてしまうのを防ぐために霧吹きなどでそっと水をあげましょう。
いきなり直射日光に当てると光の強さや暑さでぐったりしてしまうため、はじめはガラス越しなどに半日おくなどして徐々に日光に当てていきます。
9月に種まきをした場合は暑さと直射日光で双葉がだめになってしまわないよに、十分に注意してください。

9月に種まきをしたくさん発芽をしましたが、暑さと日光で倒れてしまったものがたくさんありました。

少し多めに種まきしするのがおすすめだね!
冬は室内に
ペチュニアは寒さに弱い草花で、寒くなると枯れてしまうため室内で管理します。
一般的には耐寒気温が3℃~5℃といわれていますが、品種によっては0℃まで耐えられるものも。
種まきしたペチュニアの耐寒気温を確認して、寒くならないうちに室内いれましょう。
地植えにするのは春になってからのほうがおすすめですね。
ペチュニアを種から育てるのは難しい?

ペチュニアはコツさえつかめば種から育てるのは簡単に育てられます。上記画像も私が種から育てたペチュニアです。
種まきのコツは発芽適温と種まき後に種に土をかぶせない点です。
発芽してからは直射日光には徐々に当てていくようにします。
しっかりと根がでるまでは倒れやすいため、水やりも霧吹きを活用するなどして優しく水やりをしましょう。

私はずぼらな性格のため、発芽させるよりも発芽後の管理のほうがやや難しく感じます。注意したいのが日光と水やりですね。
ペチュニアのような小さな種の種まきには、種まき用の土はあると大変便利です。
上に薄くひいて使用するのであれば、これだけでかなり長く使用できます。
ペチュニアを種まきしてたくさん花を咲かせよう!
ペチュニアの種まき時期や方法を紹介しました。
種まきのポイントとしは発芽適温と種まき後に土をかぶせない点です。
発芽後は徐々に直射日光に当てるようにして管理しましょう。
ペチュニアを種から育ててたくさん花が咲かせてくださいね。