
ペンタスの切り戻し時期はいつかな……。

ペンタスは切り戻しと花がら摘みも必要だよ。
星型の小さな花がいくつも集まって咲いているペンタス。
春から秋までの長い期間咲き続け夏の暑さにも強く大変人気の高い草花です。
ペンタスの花をきれいに咲かせるためには、切り戻しや花がら摘みが欠かせないでしょう。
この記事ではペンタスの切り戻しの時期・やり方や花がら摘み・冬越しできるかなど育てた感想を交えて紹介します。
- ペンタスの切り戻し時期
- 花がら摘み
- 切り戻しのやり方
- 冬越しできるか
ペンタスの切り戻し時期

ペンタスの切り戻し時期は、株が大きくなり枝が伸びてしまったときです。
花期に花が咲き終わってしまった場合も一度切り戻すと、再び花が咲きだします。
ペンタスは夏でもどんどん成長し株が大きくなり混み合ってくるため、風通しを良くするために切り戻しをしましょう。
冬越しをさせる場合は室内に入れる前に、株を20㎝~30㎝くらいに切り戻すと管理がしやすくなります。
ペンタスの切り戻しのやり方

切り戻しのやり方は葉っぱの上にある節で切ります。
切った節の両サイドから新芽が出てきて、枝数もさらに増えるでしょう。
ペンタスは花期が長いため、開花期間中でも枝が混み合ってきた場合や大きくなりすぎてしまったら一度切り戻して枝を整えるのもおすすめです。
冬越しをする場合は水やりなどがしやすいように、株全体を小さくするために全体的に切り戻すと管理がしやすくなります。
ペンタスの花がら摘みと花期

ペンタスは花期には花がら摘みも重要な作業になります。
花柄摘みと花期について紹介します。
花柄摘み
普段の管理として花が咲き終わったらなるべく早めに花がら摘みをしましょう。
咲いていた花の脇からつぼみが伸びて次々と花をさかせます。
私は2024年の初夏から始めてペンタスを育てているのですが、ペンタスは花がらをそのままにしておくと種を作り出すそうです。
開花期間は花をきれいに咲かせたいため、花期の終わり頃になったら種が採れるのかやってみたいとおもいます。
花期
ペンタスの花期は5月~10月です。
花期が長く夏にぐんぐん育つため、次々花を咲かせるためにもこまめに花がら摘みをしましょう。
花がら摘みをした茎の両サイドから花芽を出して、たくさん花をさかせてくれますよ。
ペンタスは蒸れに注意

ペンタスは夏に強い植物ですが、高温多湿が苦手で蒸れに弱いため注意が必要です。
梅雨の時期や長く雨が続くようなときは鉢植えなど移動できる場合は、雨のかからない軒下などに移動させるとよいでしょう。
水やりも地植えであれば雨まかせで土の表面が乾燥するまでほとんど必要がなく、鉢植えの場合は表面が乾いたらたっぷり水やりをします。
ペンタスの株が蒸れるのを防ぐためにも、株が混み合ってきたら切り戻しをして風通しをよくするのがおすすめです。

上記画像のわが家のペンタスは蒸れによって9月頃にしおれてきてしまいました。

切り戻しをして風通しをよくしたら、わき芽が育ち再び満開になったよ。
ペンタスは多年草?

ペンタスは非耐寒性の多年草です。
非耐寒性の多年草であるため冬の寒さに弱く、日本のでは屋外ので冬越しが難しいため一年草とおもわれがちに。
ペンタスはアフリカなどに分布するアカネ科の常緑低木です。
耐暑性があり夏の暑さには強いですが寒さに弱い多年草であるため、対策をして冬越しをすれば翌年も花をさかせます。
ペンタスは冬越しできる?

ペンタスは多年草でありますが寒さに弱いため、上手く管理をすれば冬越しができます。
耐寒温度が約5℃であり、5℃を下回ると枯れてしまうでしょう。
ペンタスを冬越しさせる場合は室内に入れ、日当たりのよい暖かい窓辺などで管理するのがおすすめです。
地植えの場合は5℃を下回らないうちに鉢に植え替え、室内に入れるのがよいでしょう。

私が住んでいるところは温暖地であり冬は5℃をしたまわるため、鉢に植え替えて室内に取り込み冬越しさせています。
ペンタスの冬越しに関する詳しい内容はこちらです。
ペンタスは夏の暑さに大変強く、「育ててよかった」と思えるほどの草花です。
何色かを植えるとかわいさが増し、夏だけでなく春~秋にかけて花壇が華やぐでしょう。
ペンタスを切り戻しと花がら摘みで次々花を咲かせよう
ペンタスの切り戻し時期は枝が伸びてしまったり、株が大きくなったりしたときです。
日々に管理として花が咲き終わったら早めに花がら摘みをしましょう。
寒さには弱いため、冬越しをさせたい場合は5℃を下回らないうちに室内に入れ、日当たりの良い窓辺で冬越しさせます。
ペンタスを上手に管理して、かわいい星型の花わたくさん咲かせましょう。