パンジー・ビオラの種まきはいつまくのかな?
毎年パンジー・ビオラの種まきをしているから紹介するね!
秋から春までと開花時期が長いパンジーとビオラ。
花色も多くあり花びらがフリルになっているものなど、様々な種類がある大人気の花です。
パンジー・ビオラは種まきして種から育てられますが、冬に花を咲かせにはいつ・どのように種まきをしたらいいのでしょうか。
この記事ではパンジー・ビオラの種まき時期や方法や気温・失敗しないためのコツを紹介します。
- パンジー・ビオラの種まき時期
- 種まきの方法と手順
- 発芽気温
- 失敗しないためのコツ
パンジー・ビオラを挿し芽で増やす方法はこちらにあります。
パンジー・ビオラの種まき時期はいつ?
パンジー・ビオラの種まき時期は8月∼9月です。
開花を年内にさせたい場合は8月の上旬に種まきをします。
一般的には8月上旬の涼しくなったタイミングでといわれていますが、近年は8月に涼しくなるタイミングが猛暑などでなかなかありません。
開花が遅くはなってしまいますが、９月下旬~10月頃の気温が涼しくなるのをまって種まきをすると簡単に発芽するでしょう。
種まきの気温
パンジー・ビオラの発芽気温は15℃~20℃であるため、種まきをするときは気温が15℃~20℃で行います。
気温が15℃~20℃よりも高い場合は、クーラーの効いた室内で種まきをしましょう。
クーラーボックスや発泡スチロールの箱・保冷剤などを使って、温度管理をするのもおすすめです。
気温が高いとせっかく種まきをしても発芽してこないため、気温を確認して種まきをしましょう。
パンジーの種まきの手順
パンジー・ビオラの種まきの手順です。
種まきをする前に購入した種や自家採取した種を冷蔵庫に1週間程度入れておきます。
高温多湿の夏に種がダメになってしまう可能性があり、冷蔵庫に入れておくことで発芽率が上がるそうです。
自家採種したたねを部屋に放置したまま種まきをしたところ、1つも発芽しませんでした。
①種まきポットに種まきをする
種まポット(卵のパックやお茶パック・プラカップなどお好みのもの)に土を入れて、土の表面に薄く種まき用の土をひきます。
種まき用の土がなかった場合は使い古した土を使用してください。
新しい培養土であると栄養分を含んでいるため発根しにくくなります。
薄くひいた種まき用の土(使い古した土)の上にパンジー・ビオラの種をまき、土はかぶせません(覆土はしない）。
パンジー・ビオラの種は好光性で発芽に光を必要とするため、種の上から土をかぶせると発芽をしなくなってしまうため注意しましょう。
種まきポットとして使う卵のパックやお茶パック・プラカップなどの使い方はこちらです。
②気温の管理をする
パンジー・ビオラの発芽気温が15℃~20℃であるため、気温が高い時期の場合はクーラーの効いた室内で管理します。
室内でも15℃~20℃が難しい場合は、発泡スチロールの箱やクーラーボックスに保冷剤と一緒にいれ、発芽温度にしましょう。
パンジー・ビオラの発芽には光が必要なため、私は箱の蓋は完全にしめず開けたままか光が入る程度に開けておきました。
発泡スチロールもクーラーボックスもない場合は、気温が涼しくなるのを待って9月下旬~10月頃に種まきをしましょう。(開花時期が遅くなるだけで発芽に問題はありません。)
気温が涼しくなってからであれば外でも種ができますね。
フリルズ系は中大輪のパンジーで人気のある種です。
私も昨年フリズルシズルのオレンジを種まきしましたが、フリルのかわいいパンジーが咲きました。
キッチンペーパーをつかった種まきの方法は?
パンジー・ビオラの種まきの方法には、キッチンペーパーを使用する方法があります。
キッチンペーパーを使用すると、発根する種がわかるため場合によっては種まきが簡単になるでしょう。
種まきにキッチンペーパーを使用するのはパンジー・ビオラだけでなく、他の種でも使用が可能です。
ここではキッチンペーパーを使用した種まきの方法を紹介します。
①キッチンペーパーを折って種を挟む
キッチンペーパーを4つ折りにして種を置きさらに半分に折り、種をキッチンペーパーではさみます。
私は上記の大きさが使いやすいためこの大きさにいていますが、お好みの大きさに折ってください。
種をはさんだキッチンペーパーを水に湿らせます。
湿らせたキッチンペーパーをビニール袋やタッパーなどにいれ、発根してくるまで涼しい場所で管理してくだい。
わが家の場合はクーラーの効いた室内で根してきています。
発根したら土に植える
キッチンペーパーにはさんだパンジー・ビオラの種から発根してきたら、種まきポットやセルトレイなどの土に植えましょう。
上記画像で中央の種がちょうど根が伸びていてもうすぐ発芽しそうな状態です。
根っこが伸びすぎるとキッチンペーパーに根がからまってしまっている場合もあるため、丁寧に優しく楊枝やピンセットを使って取ります。
種の殻を被っている部分が双葉になるため、その部分を土の上に出るようにして根っこの先端が下に向くように土に植えましょう。
細かい作業になりますが、発芽する種がわかりうまくいけばすぐに発芽します。
パンジー・ビオラの種まきで失敗しないためのコツ
パンジー・ビオラの種まきのコツをまとめてみました。
- 種まき前に冷蔵庫に1週間程度入れておく
- 発芽気温に注意する
- 種まきをしたら覆い土はしない(土はかぶせない)
- 土は乾かないように管理する
パンジー・ビオラは年内に開花をさせようとすると、どうしても気温が高い８月に種まきをするようなります。
気温が高い時期だと温度管理が必要になり、パンジー・ビオラを種から育てるのが難しく感じられるかもしれません。
暑さが落ち着いた９月下旬頃になれば発芽率も高くなり、簡単に種まきがでるでしょう。
何回か種まきをしているうちにコツがつかめてくるため、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
パンジー・ビオラを実際に種まきしたのをYouTubeで紹介!
出典元:えみhanaガーデンちゃんねる
上記YouTubeでは私が種まきをした様子を投稿してあります。
動画で確認したい場合は、ぜひこちらを参考にしてください。
パンジー・ビオラの種まきをしてたくさん育てよう!
パンジー・ビオラの種まきのやり方を紹介しました。
コツをつかんで慣れれば簡単に種から育てられます。
発芽後もまだまだ小さい双葉であるため水やりで倒れやすくもあり、室内で徒長しやすいのでしっかり管理しましょう。
パンジー・ビオラを種からそだててみるのにぜひ挑戦してみてください。
