
ガーデンシクラメンの夏越しはどうしたらいいのかな?

ガーデンシクラメンの夏越しは2つのタイプがあるよ。
秋から花を咲かせはじめ寒い冬でも次々と花を咲かせるガーデンシクラメン。
耐寒性がありシクラメンと違って屋外で育てられる、人気の高い冬の球根植物です。
寒さには強いですが暑さに弱いガーデンシクラメンは、夏越しができれば毎年花を咲かせてくれるでしょう。
この記事ではガーデンシクラメンの夏越しの方法や夏越し後の管理・シクラメンのと違いを紹介します。
- ガーデンシクラメンの夏越しの方法
- 夏越し後の管理
- シクラメンとの違い
ガーデンシクラメンは夏越しできる?

ガーデンシクラメンは夏越しができる球根植物です。
夏には葉っぱや花がなくなり球根だけになってしまうため一年草とおもわれがちですが、コツをつかんで夏越しさせれば毎年花を咲かせるでしょう。
上記写真はわが家のガーデンシクラメンで、何年となく毎年花を咲かせています。
夏越しの仕方にはドライタイプとウェットタイプがあり、それぞれのやり方を紹介します。
①ドライタイプは水やりをしない
ガーデンシクラメンの夏越しの仕方であるドライタイプは、夏の間は水やりのせずに球根を休眠させるやり方です。
5月頃になるとガーデンシクラメンの花も咲き終わるため、枯れた花と葉っぱを取り除き球根だけの状態にします。
雨のあたらない屋外の日陰~半日陰に移動させ、夏の間は水やりをしません。
秋になったら水やりを再開させ新芽が出てきたら日向に移動させ、肥料も追加させます。
②ウェットタイプは水やりを継続
ウェットタイプの夏越しのさせ方は、夏の間も水やりを継続させます。
5月頃になったら咲き終わった花と枯れている葉っぱを取り除、屋外の日陰~半日陰にガーデンシクラメンを移動させましょう。
夏の間も土の表面が乾いたらたっぷり水やりをます。
秋になったら日当たりの良い場所に移動させますが、ドライタイプよりもウェットタイプの方が早く新芽が出て花も早く咲くやり方です。

わが家は軒がなくガーデンシクラメンが雨に当たってしまうため、ウェットタイプで夏越しをさせています。

毎年おおよそ9月のはじめの頃に新芽が出てきます。
ガーデンシクラメンは植えっぱなしでも夏越しできる?

ガーデンシクラメンは環境によりますが、植えっぱなしでも夏越しできます。
夏の高温多湿に弱いため、直射日光が当たり続け風通しの少ないような場所では球根が腐ってしまう可能性があります。
夏に半日陰~日陰の風通しの良い場所であれば、植えっぱなしでも夏越しが可能です。
わが家のガーデンシクラメンは上記画像の状態で、3年間植えっぱなしで毎年夏越しをし花を咲かせています。

ガーデンシクラメンが植えてある場所は日当たりと風通しが良い場所です。

夏は他の植物の陰になってちょうど半日陰になってます。
ガーデンシクラメンの夏越し後の管理

ガーデンシクラメンの夏越し後は、秋になったら日当たりの良い場所に移動させましょう。
夏越し後のタイミングに、追肥をしたり新しい土に植え替えたりするのもおすすめです。
上記画像はわが家の夏越し後の9月のガーデンシクラメンで、秋になり次々と新しい葉っぱを出しはじめました。
ガーデンシクラメンの夏越しは日陰や半日陰で管理すれば比較的簡単に成功するので、ぜひチャレンジしてみてください。
ガーデンシクラメンの植え付け
出典元:えみhanaガーデンちゃんねる
ガーデンシクラメンの植え付けは、あまり根をいじらないようにして浅く植え付けましょう。
チューリップなどのように球根を全部埋めてしまわずに、浅植えにして球根の頭を出した状態に植えます。
ガーデンシクラメンの植え付け時期は秋の涼しくなった頃で、植え替え時期は9月~11月です。
私は今回7月に地植えになっていたガーデンシクラメンを鉢に植え替えましたが、葉っぱはあったものの根があまりながったためしっかり育った頃である秋の植替えがいいですね。

上記YouTubeは私がわが家のガーデンシクラメンの植え替え~夏越しまでをまとめたものです。
ガーデンシクラメンとシクラメンの違いは?

ガーデンシクラメンとシクラメンの違いをまとめてみました。
ガーデンシクラメン | シクラメン | |
育てる場所 | 屋外 | 屋内 |
耐寒性 | あり | なし |
耐暑性 | あり(高温多湿は苦手) | なし |
ガーデンシクラメンはシクラメンを改良した品種です。
シクラメンは冬に室内にて鉢植えで育て、耐寒性も耐暑性もありません。
ガーデンシクラメンは耐寒性があるため、花期である寒い冬でも屋外で育てられます。
それぞれの特徴を生かした楽しみ方ができますね。
ガーデンシクラメンのおすすめ4選を紹介!

パンジーやビオラにならんで秋に人気のガーデンシクラメン。
ここでは私がおすすめするガーデンシクラメンを3選紹介します。
①ジックス

「ガーデンシクラメン ジックス」はガーデンシクラメンの達人として知られるたけいち農園さんの育てた作ったシクラメンです。
花びらとガクの色のコントラストが魅力的でかざぐるまのような形に咲きます。
連続開花と花持ちに優れているシクラメンで、近年人気が高くなり売り切れが売り切れが出ています。
私もまだ手にしていないためぜひ育ててみたいですね。
②イリュージア

「イリュージア」は大注目の花が上を向いているシクラメンです。
2023年に世界に先駆けて先行限定販売され、2024年から本格的に販売が開始されたシクラメン。
耐寒気温が約3℃であるため、日なた、半日陰、明るい室内での管理がすすめられています。
Instagramでも話題になっている「イリュージア」ぜひ手にしたいシクラメンです。
③ビクトリア

「ガーデンシクラメン ビクトリア」もジックスと同じたけいち農園さんの育てたシクラメンです。
花弁の先にフリンジと色が入る長く人気の高い品種。
冬の花壇に植えれば優しい色合いとフリジンが癒しを与えてくれそうですね。
④ブルージュエリー

「ブルージュエリー」は青色の花をしたガーデンシクラメンのシリーズです。
花の咲き方も様々なタイプがあり、ちょっと変わった色のガーデンシクラメンにおすすめです。
ガーデンシクラメンを夏越しさせて毎年花を咲かせよう!
ガーデンシクラメンの夏越しはドライタイプとウェットタイプがありました。
耐暑性がないため夏の高温多湿でダメになってしまうため、涼しい日陰~半日陰に移動させ夏越しさせましょう。
上手に夏越しをさせれば何年と花を咲かせてくれます。
ぜひ夏越しにチャレンジして毎年花を咲かせてくださいね。