
チューリップの花が終わったらどうしたらいいのかな?

チューリップの花が終わった後の管理は重要だよね。
春に色とりどりに花壇などを飾ってくれる大人気の球根植物のチューリップ。
一重や八重・フリジン咲きなど咲き方も色も種類豊富にあります。
チューリップは花が終わったらお手入れをするのも重要です。
この記事ではチューリップが花が終わった後の管理として、花をどこで切るかや肥料のあげ方・球根を掘り上げる時期など紹介します。
- チューリップの花が終わったらどうするか
- 花が終わったら切る位置
- 肥料や球根を掘り上げる時期
- 植えっぱなしにできるか
チューリップの花が終わったら?

チューリップの花が終わったら、花の付け根部分から摘み取ります。
種ができてしまうと球根に栄養が行かなくなってしまうため、チューリップの子房の部分を取り除きましょう。
葉は切り取らず自然に枯れるまでそのままにしておきます。
球根に葉の光合成によって栄養分を作り送る役割があるため、葉は切り取らず枯れるまでそのままにしておきましょう。
チューリップのが終わったらどこで切る?

チューリップの花が終わったら花の茎ごと切り取りましょう。
茎の切る位置は花の下であればどこでも問題ありません。
写真はわが家のチューリップですが切るタイミングが少し遅くなってしまい、花びらがすべて散ってしまいした。
花があったところに子房が見えていてこの部分が種になってしまうため、子房よりも下の部分の茎で切り取りましょう。
チューリップの花が終わったら肥料を!

チューリップの花が終わったら株元に肥料をあげましょう。
球根は花を咲かせるまでの栄養分をすでに球根の中に蓄えてるため、花が終わった球根は栄養分がなくなり小さくなっています。
小さくなった球根を栄養分のある大きい球根にするためは、葉や茎による光合成と肥料が必要です。
チューリップは翌年に花を咲かせるのは難しいといわれていますが、肥料をあげて球根を育てていけば翌々年などに花が咲くかもしれません。
固形肥料(緩効性肥料)と液体肥料のそれぞれのあげ方を紹介します。
①固形肥料(緩効性肥料)
チューリップの花が終わったら、固形肥料(緩効性肥料)を株元にあげます。
栄養がなくなり小さくなった球根に肥料と葉からの光合成によって、栄養をしっかり送れるようにしましょう。
葉が黄色くなり枯れるまでは水やりも忘れずに。
②液体肥料
花が咲き終わったチューリップに液体肥料をあげる場合は、規定量に薄めてあげます。
液体肥料は葉が枯れるまで週に1回程度を水やりの際にあげましょう。
固形肥料のときと同じように、小さくなった球根に光合成と共に栄養が送られるようにします。
チューリップの球根を掘り上げる時期は?

チューリップの球根を掘り上げる時期は葉が1/3ほど枯れてきたらです。
葉が枯れてきた球根を茎葉ごと堀上げ、茎葉を根元から切り取りましょう。
球根の先端に残っている茎が枯れるまでネットなどに入れて、風通しのよい日陰に干して乾燥させます。
秋の植え付け時期まで風通しの良い場所で保管しておきましょう。
チューリップの球根は植えっぱなしにできる?

チューリップの球根は植えっぱなしにすると球根が腐ってしまう可能性があるため、掘り上げるのが基本です。
夏の高高温多湿を苦手とするため、腐ってしまったり病気になってしまったりする可能性があります。
湿度や温度を上手に管理すれば植えっぱなしでも花を咲かせる場合もありますが、花が小さくなってしまったり葉だけになってしまう可能性も。
原種系のチューリップであれば環境があえば2~3年は植えっぱなしにできるでしょう。
チューリップの花後のお手入れをしよう!

チューリップは花が咲き終わったら花の下の茎で切り取ります。
葉は自然に黄色く枯れるまでそのままにしておきましょう。
1/3ほど葉が枯れてきたらチューリップも球根を掘り上げてネットなどに入れ乾燥させ、植え付け時期まで風通しの良い場所で保管します。
チューリップの花が咲き終わったあとのお手入れをして、翌年または翌々年などに花が咲くといいですね。