コレオプシスは冬越しできるかな…。
コレオプシスは華やかで夏の花のイメージがあるよね。
キク科の植物で5月~10月に色とりどりの花を咲かせるコレオプシス。
種類も数多くあり背丈や花の大きさも様々で、華やかな色の花を咲かせて花壇を彩ってくれます。
開花時期が長いコレオプシスは冬越しができたら嬉しいですね。
この記事ではコレオプシスは冬越しできるかや冬越しのやり方・増やし方・夏越しの注意点など紹介します。
コレオプシスは冬越しできる?
コレオプシスは多年草の品種であれば、地域によっては屋外で冬越しができます。
寒い地域でも多年草で対策をすれば冬越しが可能です。
コレオプシスには多年草と一年草があり、多年草であればコレオプシスは耐寒性があるため冬越しをさせて春に花を咲かせられます。
一年草のコレオプシスは花がおわると枯れてしまうでしょう。
コレオプシスの冬越しのやり方
コレオプシスは耐寒温度が-5℃くらいであり、温暖地であれば屋外でも冬越しができます。
-5℃を下回ってしまうと枯れてしまうため、室内に入れて冬越しさせましょう。
地植えなどで室内に入れられない場合は、株が凍らないようにマルチングなどするの冬越しの対策になります。
花が終わった後に切り戻しをしてから冬越しをすると、春になったときにわき芽がたくさん出て花数も増えるためおすすめです。
コレオプシスの増やし方は?
コレオプシスの増やし方には株分け・種まき・挿し木です。
たくさん増やして花壇や鉢に植えられるように、増やし方をそれぞれ紹介します。
①株分け
株分けは多年草のコレオプシスで行います。
時期はコレオプシスが成長し出す春か花が終わった冬越し前の秋です。
株が大きく育ったコレオプシスを、根っこが残るように2つ~3つにわけ、それぞれ鉢に植えます。
多年草のコレオプシスは1年~2年に1度くらいに植え替えが必要になってくるため、植え替えのタイミングで株分けするのがおすすめです。
②種まき
一年草のコレオプシスは種まきで増やせます。
花が終わったら茶色くなるまでそのままにし種を採取しましょう。
コレオプシスの種まき時期は秋の9月~10月頃に行います。
種まきの適温が20℃前後で気温が高いと発芽しないため、少し涼しくなった頃に種まきをしましょう。
③挿し芽
コレオプシスは挿し芽でも増やせます。
挿し芽の時期は5月~6月頃と秋が成功率が高くなるためおすすめです。
コレオプシスの枝を切り取り切り口を斜めにカットして2~3時間水に付けた後、挿し芽用の土か使い古した土に挿して管理します。
発根するまでは日陰に置き土が乾かないように水やりをしましょう。
上記画像は秋にコレオプシス ウリドリームを挿し芽にしたものです。
花がら摘みをした際に元気そうな枝を使って土に挿しました。
挿し芽にしてから1週間ほど経過した挿し芽ですが、枯れてなどはしてないように見えます。
わが家はコレオプシス ウリドリームを育てるのが2回目ですが、前回挿し芽にした際に無事発根し翌春にはたくさん花を咲かせていました。
コレオプシス ウリドリームは背丈が30㎝~50㎝で花も小花のコンパクトなコレオプシスです。
現在私が育てているのはピンクリボンですが、ホワイトナイトも以前育てていました。
どれも春と秋で花色の濃さが変わり、小さなコスモスのようで大変おすすめなコレオプシスです。
コレオプシスの夏越しの注意点はある?
コレオプシスの夏越しの注意点は蒸れに弱い点です。
夏の暑さには強いのですが蒸れに弱く、長い期間雨にあたると根腐れをしてしまうため軒下などの雨の当たらない場所に移動させましょう。
夏場の水やりにも注意が必要で水をあげすぎると枯れてしまう可能性があるため、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
乾燥させすぎると枯れてしまうため、日差しの強い夏は朝夕に土の様子を見て乾いていたら水やりをするようにするのがおすすめです。
コレオプシスを冬越しさせてたくさん花を咲かせよう!
コレオプシスは多年草であれば冬越しができて春から花を咲かせられます。
耐寒温度が-5℃であるため暖かい地域では屋外でも冬越しが可能になりますが、-5℃以下になる地域では室内に入れるなど冬越し対策が必要です。
コレオプシスは鮮やかな花色が多いため、夏の花壇を華やかに彩ってくれるでしょう。
ぜひコレオプシスを冬越しさせて翌春からもたくさん花を咲かせてくださいね。
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