ハイビスカスの剪定時期はいつかな…。
ハイビスカスを大きく切り戻す強剪定は冬越し前になるよ。
南国の雰囲気を開花と共にただよわせてくれるハイビスカス。
ハイビスカスは夏のイメージがありますが、春から秋まで花を咲かせてくれるトロピカル感のある花です。
2年・3年とハイビスカスを育てていると背がぐんぐん高くなり、剪定が必要になり切る位置や時期がきになるでしょう。
この記事でハイビスカスの剪定時期はいつかやどこを切るか・剪定時の注意点・冬越しなどについて紹介します。
ハイビスカスの剪定時期は?
ハイビスカスの剪定時期は大きく分けて2種類あります。
夏の5月~10月に行う間引き剪定と、冬越し前の10月下旬~11月に行う強剪定です。
強剪定はハイビスカスの生育期であればいつでも行えますが、枝を切ると花がしばらく咲かなくなってしまうため休眠期になる冬越し前がおすすめです。
間引き剪定は枝が混み合ってきたときに風通しを良くするために行い、強剪定はハイビスカスの全体を1/3~1/2くらいにばっさり切り戻す剪定です。
ハイビスカスの蕾が取れてしまう原因についてはこちらにあります。
ハイビスカスの剪定のやり方
ハイビスカスの剪定である間引き剪定と強剪定。
それぞれのやり方やどこを切るかを紹介します。
①間引き剪定のやり方
間引き剪定は枝が混み合ってきた場合や弱ってきたときに行います。
細い枝や弱っている枝・枯れてしまってる枝などを枝の根元から切り取りましょう。
わが家のハイビスカスは枝数が少ないため、間引き剪定は一度もやっていません。
剪定を行うとしばらく花が咲かなくなってしまうため、切る必要がある枝のみ剪定するようにするのが良いようです。
②強剪定のやり方
出典元:えみhanaガーデンちゃんねる
強剪定は株全体を1/3~1/2にばっさりと切り戻す剪定です。
枝全体を切り戻すと花がしばらく咲かなくなってしまうため冬越し前に行うのがおすすめですが、必ずしも必要なわけではありません。
ハイビスカスを小さく育てたいときや大きくなりすぎてしまったときに行うのがよいでしょう。
わが家のハイビスカスは3年目を迎え一度も剪定をしていなく、背が高くなったため強剪定を行いました。
剪定によって枯れてしまうのを防ぐためにわき芽の少し上で切りました。
上記画像がわが家の強剪定をしたハイビスカスですが、太い枝にわき芽がある部分を探しわき芽の上から切り戻しています。
強剪定は全体の1/3~1/2くらいに切り戻すのですが、枝の下の方に葉っぱやわき芽があまりなかったため2/3に切り戻しました。
ハイビスカスの剪定の注意点
ハイビスカスの剪定の注意点は、わき芽の少し上で切り戻すようにします。
わき芽は葉っぱが付いている根元から出てくるため、葉っぱの付け根のやや上あたりで切るとわき芽を切らずにできるでしょう。
葉っぱを残さずに切ってしまうと枯れてしまう可能性があるため、葉っぱとわき芽を残して切り戻すのがおすすめです。
上記画像はわが家の切り戻したハイビスカスですが、初めての強剪定だったため葉っぱを多く残して切ったためまだ背が高いですね。
ハイビスカスの冬越し
ハイビスカスは冬は室内に入れれば冬越しができます。
最低気温が10℃にならないうちに室内に入れるようにしなしょう。
室内でも温度が10℃以上ある暖房が直接当たらない日当たりのよい窓辺などがおすすめです。
ハイビスカスは気温が12℃以上あれば休眠をしないため、枝が伸びたり花を咲かせたりもします。
わが家では冬は日当たりのよい室内に置いていますが、12月でも室内で花を咲かせていました。
私が育てているハイビスカスはロングライフシリーズのグレイス3です。
ハイビスカスは一日花で一日経つと花がしぼんでしまいますが、ロングライフシリーズは2~3日開花するように品種改良されています。
花もちもよく一度にたくさんの花をさかせるかわいいハイビスカスです。
ハイビスカスの挿し木の時期は?
ハイビスカスの挿し木の時期は4月中旬~6月頃です。
元気な枝を10㎝くらいに切り取り下の方の葉っぱを取り除いて、2~3時間ほど水の入った容器に入れて吸水させます。
ポットなどに使い古した土や挿し木用の土を入れ、吸水させておいたハイビスカスの挿し木を挿しましょう。
挿し木は発根するまで直射日光の当たらない日陰で管理をし、表面が乾かないように水やりをしてください。
上記画像のハイビスカスの挿し木は強剪定のときの枝かな?
強剪定をしたのが10月下旬だったため挿し木の時期ではないのですが、いくつか挿し木にしてみました。
まとめ
ハイビスカスの剪定には大きく分けて間引き剪定と強剪定があります。
間引き剪定は5月~10月に行い強剪定は10月下旬~11月頃に行うのがおすすめです。
剪定をすると花がしばらく咲かなくなってしまうため、全体をばっさり切る強剪定は冬越し前に行うのがいいでしょう。
ハイビスカスを上手に育てて長くたくさん花をさかせてくださいね。
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