
シレネの種まき時期はいつ?

シレネは春にかわいい花を咲かせるから種まきしておきたいよね!
春から初夏にかけてピンクや白の小さな花を咲かせるシレネ。
ナデシコ科の植物で一重や八重・一年草や多年草と種類も豊富にあり、春のガーデニングに大活躍。
シレネは種まきや挿し芽・株分けなどで増やすせられ、私が育てているシレネ ピンクピルエットは種まきでふやします。
この記事ではシレネでも主にピンクピルエットの種まき時期や種まきのやり方・こぼれ種で増えるかなど紹介します。
- シレネの種まき時期
- 種まきのやり方
- こぼれ種でも増えるか
- 宿根草もあるか
シレネの種まき時期は?

シレネの種まき時期は9月~10月です。
発芽気温が約15℃~25℃とおよそ20℃前後で、ピンクピルエットの他の種類の発芽気温を調べましたがピンクパンサーも20℃前後でした。
同じナデシコ科のカーネーションの種がわが家にあたため見てみたところ、カーネーションも20℃前後となっています。
シレネの発芽日数は7日~10日です。
シレネの種まきのやり方

シレネの種まきのやり方です。
種の袋には「1回仮植後4~5号鉢か花壇の定植」となっています。
①ポットに土を入れて種まきをする

シレネの種をポットやセルトレイなどに種まきをします。
発芽率が大変よいためまき過ぎに注意しましょう。
育てる鉢や花壇に直播をしても発芽してくるでしょう。
種は市販の種でも自家採取したものでも大丈夫です。
②覆土はしない
シレネの種まき後は土はかぶせません。
好光性の種であり発芽に光を必要とするため、覆土はせずに種まき後はそのままそっと水やりをします。
シレネの種は土をかぶせてしまうと発芽してこないため注意してください。
発芽日数の10日を過ぎても発芽してこない場合は、まき直しをするのが良いでしょう。
③発芽まで日陰で管理する

発芽までは日陰で管理をし、土の表面が乾かないように水やりをします。
水やりの勢いで種が流れないように霧吹きを活用するか、腰水をするのもおすすめです。
発芽後は徐々に直射日光に当てましょう。
シレネは発芽もしやすく育てやすいため、ぜひ一度育ててみてください。
シレネはこぼれ種でも増える?

シレネはこぼれ種からも発芽して増えます。
強い性質で発芽率も高いシレネは花が咲いた後枯れるまでそのままにしておくと、こぼれ種で発芽してくるでしょう。
花は花がら摘みをするとたくさん花を咲かせるため、こぼれ種や種採りをする場合はシレネの花のシーズンがおわる頃がおすすめです。
上記画像は実家で、春にシレネを育てていた鉢をそのままにしておいたら9月に発芽してきたそうです。

わが家でベランダではほったらかしにしていた土が入っている牛乳パックから、もこぼれ種で発芽してきています。
シレネの種の採り方は?

シレネの種の採り方は、上記画像で丸でかこった膨らんでいる緑色の部分に種ができます。
花が枯れ膨らんでいる部分が茶色に枯れたら種が採れる時期です。
品種にもよりますが、一つの花からたくさんの種がとれます。
早い時期に種採りをすると花があまり咲かなくなってしまう可能性もあるため、種を採る場合は花期の終わり頃である初夏がおすすめです。

上記画像は自家採取したシレネ ピンクピルエットの種です。
2mm~3mmほどの茶色っぽい種一つの花からたくさん採れます。
採った種は乾燥させ封筒などに入れて、種まき時期まで冷蔵庫で保存するのがおすすめです
シレネのおすすめ3選を紹介!

シレネは秋に種まきをしますが、種まきをしわすれてしまってもまだチャンスがあります。
苗が冬から春にかけて出回るため、店やホームセンターなどで購入できるでしょう。
ここではおすすめのシレネを3選紹介します。
①ピンクパンサー(カロリニアナ)

「ピンクパンサー」はシレネのなかでもポピュラーな品種です。
学名は「カロリニアナ」となっていますが、流通名のピンクパンサーで知られています。
もともとは発色のよいピンクのみでしたが、近年では白や淡いピンクも。
横に広がるタイプなので、花壇の手前の方やハンギングなどバリエーション豊富に植えられるでしょう。
②ユニフローラ

「ユニフローラ」は釣鐘状の花をさかせるかわいいシレネです。
葉っぱは緑のものと斑入りのものがあり、斑入りのものは花が咲いていない時期もおしゃれに花壇を飾ってくれます。
「ユニフローラ」多年草であるため、夏は高温多湿をさけ半日陰で管理すれば夏越しができるでしょう。
挿し芽や株分けで増やせます。
ブルガリス
「ブルガリス」は釣鐘状の白い花にガクの部分が淡い緑色をしたおしゃれなシレネです。
和名が「白玉草」とも呼ばれています。
株元から真っ直ぐに伸びた先に白い花が開花し、山野草のようにも見えるでしょう。
切り花ではグリーンベルという名前で流通しています。
シレネは秋に種まきを!
春にかわいい小さなピンクや白の花をたくさん咲かせるシレネの種まき時期は9月~10月です。
発芽適温がおよそ20℃前後であるため、気温を確認して種まきをするのがよいでしょう。
種まき後は覆土はせずにそのまま水やりをそっとして、発芽まで日陰で管理をします。
シレネを種からも育て春に花いっぱいにぜひしてください。