ネモフィラの種まき時期はいつかな…。
ネモフィラは種から育てられる爽やかな青のかわいい花だよね。
春に小さな澄んだ青いかわいい花を咲かせるネモフィラ。
ひたち海浜公園などネモフィラの名所も多くあり、一面が澄んだ青になり大変きれいです。
ネモフィラは春になると苗が出回りますが、種からも育てられたくさん花を咲かせられます。
この記事ではネモフィラの種まき時期や種まきのやり方・発芽日数・発芽後の管理・水やりの注意点など紹介します。
ネモフィラの種まき時期は?
ネモフィラの種まき時期は秋まきの9月中旬~10月上旬(寒冷地は4月中旬~5月中旬)です。
発芽適温が15℃~20℃であるため、暑さが落ち着いた頃に種まきをするのがよいでしょう。
2024年の10月上旬に温暖地で種まきをしましたが、気温が高すぎたようで発芽してきませんでした。
気温が高いときの種まきはクーラーの効いた室内や、キッチンペーパーを湿らせて種をはさみ発根させるのもおすすめです。
10月中旬頃に種まきをし直し室内で発泡スチロールの箱に保冷剤と共にいれておいたネモフィラが、5日後くらいに発芽しました。
室内であったのと温度を下げるために箱に蓋を被せておいたのもあり、ひょろひょろに。
現在は外に移動させて日光にあてました。
発芽にはやはり気温が大きく関係しているようにおもわれます。
ネモフィラの種まきのやり方
ネモフィラの種まきは、ポットや育苗トレイ・卵パックなどに種まきをしますが、ネモフィラは直根性の根っこで移植を嫌うため鉢や花壇に直播するのもおすすめです。
土は種まき用の土か使い古した土を使います。
新しい土は栄養分を多く含んでいるため発芽しにくくなってしまうので気を付けてください。
私は使い古した土を使って種まきをしました。
ポットに土を入れて水で湿らせておきます。
種の数は直径約10㎝のポットに3つぶほどまきました。
ネモフィラはすぐに大きくなるため、一つのポットに少なめに種まきをしておくのがおすすめです。
種まき後は必ず種がかくれるくらいにパラパラと覆土をしましょう。
ネモフィラの種は嫌光性の種で発芽に光を必要としないため、必ず土をかぶせます。
根っこは直根性で大きくなってからの移植(植替え)も嫌うため、幼苗のうちに定植をする必要も。
はじめから鉢は花壇などに直播しておくのもおすすめです。
初めてネモフィラの種まきをしたときに直根性と知らずある程度大きくなってから定植をした結果、ほとんどが翌日にぐったりと枯れてしまったため気をつけてくださいね。
土をかぶせたらそっと水やりをして、発芽するまで直射日光が当たらない日陰で管理します。
土の表面が乾かないように気を付けて種が流れないようにそっと水やりをするか、腰水にして底面吸水させましょう。
ネモフィラの発芽日数と発芽後の管理
ネモフィラの発芽日数は10~12日です。
発芽後は徐々に日光に当てていきましょう。
ネモフィラは3年ほど毎年種まきをしているのですが、パンジーやシレネ・ニゲラなどに比べると発芽しにくい印象があります。
種まきのところでも記述しましたが、直根性の植物で根っこを痛めてしまうとたちまち枯れてしまうため、本葉のまだ少ない時期に根っこに気を付けて植付けてください。
水やりと肥料
ネモフィラの水やりは乾燥した土を好むため鉢植えは土の表面が乾いたら、地植えの場合は根付いた後は土が乾燥しない限りは特に水やりをしなくても問題ありません。
ネモフィラは肥料と水をあげすぎると、ひょろひょろになってしまうようです。
はじめて育てたときに他の植物を同じ頻度で水やりと肥料をあげていあら、株がひょろひょろになってしまいました。
かなり少ない頻度の水やりで、ネモフィラにはちょうどいいようです。
ネモフィラは茎が折れやすいため、水やりや鉢を移動させる際には気を付けてください。
ネモフィラの種の採り方
上記画像は私が自家採取したネモフィラの種です。
花が咲き終わったあとそのままにしておくと丸いボール状の小さな実がつきます。
実が熟すと破裂して上記画像のようになり、中にたくさん黒い小さな種が。
ほっておくとこぼれ種となりますが、ある程度熟した実を割れないうちに摘み取り封筒などに入れておくと自然に割れます。
種を採ったあとは封筒などに入れて乾燥させ、冷蔵庫に入れて保管しましょう。
ネモフィラが発芽しないのはなぜ?
ネモフィラが発芽しないのは、おそらく気温が高すぎるのではないかと考えられます。
3年連続でネモフィラの種まきをしているのですが、2024年は種まき時期の10月上旬に種まきをしたのですが発芽しませんでした。
おそらく気温が日中で20℃以上あるため、まだ外での種まきは早かったのかなと思っています。
室内で発泡スチロールと保冷剤を使って温度管理をしながら種まきをし直しました。
およそ7日後経ったくらいに、発泡スチロールの箱に保冷剤と一緒に入れておいたネモフィラが発芽。
2~3本ほど発芽しだした頃にひょろひょろになってしまっていたため、まだ発芽していないものもありますが外に出して管理しています。
朝夕の気温が20℃よりも涼しくなったため、外に出したネモフィラから残りの種からも発芽してきました。
気温が20℃前後になった11月上旬に鉢に直接種まきをしたところ、発芽日数である7日前後に発芽が確認できました。
- 種まきそしたあと覆土(種に土をかぶせる)をする
- 発芽適温になってから種まきをする
ネモフィラの種まきのコツは、種まきのときに覆土(種に土をかぶせる)のと発芽適温だとおもわれます。
早く花を咲かせたい気持ちもありますが、涼しくなるのをまってからの種まきがおすすめです。
ネモフィラはこぼれ種でも増える?
ネモフィラはこぼれ種からも発芽し増えていきます。
上記画像は実家のネモフィラのこぼれ種からの発芽で、10月下旬頃にすでに本葉も出てひょろひょろにもなっていませんね。
ネモフィラをこぼれ種で発芽させるために、咲き終わったネモフィラを枯れるまでそのままにしておいたそうです。
全て種取をせずにこぼれ種になるように種を残しておくといいですね。
ネモフィラの種まきのやり方をYouTubeでわかりやすく
出典元:えみhanaガーデンちゃんねる
上記YouTubeは私のYouTubeチャンネルで、ネモフィラの種まきを実践している動画です。
実際に種まきをしている動画で確認したい場合などは、ぜひ参考までにみていただけたらうれしいです。
ネモフィラと同じ時期に種まきをするニゲラの種まきに関する記事もこちらにあります。
ネモフィラの種を秋にまいて春にたくさん咲かせよう!
ネモフィラの種まき時期は9月中旬~10月上旬(寒冷地は4月中旬~5月中旬)です。
気温が高すぎると発芽してこない場合もあるため、涼しくなってから種まきをするのがよいでしょう。
早く種まきをしたい場合はクーラーの効いた室内や、保冷剤などを活用して種まきするのがおすすめです。
ネモフィラを種まきして種から育て、春に花いっぱいにしてみるのもいいですね。
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