
ハイビスカスを挿し木でふやす方法はどうやるのかな?

10月下旬に挿し木にしたのが成功したみたいだから紹介するよ。
大輪の鮮やかな花を咲かせトロピカルな雰囲気のあるハイビスカス。
「南国の花」「夏の花」といったイメージがありますが、春~秋にかけて長い期間に花を咲かせます。
ハイビスカスを育てていると可愛さで増やしたくなってくるでしょう。
この記事ではハイビスカスを挿し木で増やすやり方や適した時期・水挿しでも発根するかなど紹介します。
- ハイビスカスの挿し木のやり方
- 挿し木の時期
- 水挿しでも発根するか
- 冬越し
ハイビスカスを増やす挿し木のやり方は?

ハイビスカスは枝に一部を切り取って挿し木にすれば増やせます。
系統によっては挿し木で増やせないものがあり、大輪の花を咲かせるハワイアン系のハイビスカスは挿し木が難しいため接ぎ木がよいでしょう。
ここではハイビスカスを増やす挿し木の方法を紹介します。
①挿し穂を作り水を吸水させる

ハイビスカスの挿し木にする挿し穂を作り、水に2時間~3時間くらい挿して吸水(水あげ)させます。
枝の一部を10㎝くらいに切りとき、切り口を斜めに切っておきましょう。
切り取った枝は葉からの水分の蒸発を少なくするために、葉は2~3枚にして大きいものは半分に切っておきます。
ビンなどのい容器に水を入れ、作った挿し穂を2~3時間挿しておき吸水させておきましょう。

ハイビスカスの挿し穂を吸水(水あげ)させておくときに、発根促進剤のメネデールを入れておくのもおすすめです。

②ハイビスカスの挿し穂を土に挿す

吸水(水あげ)させたハイビスカスの挿し穂を土に挿します。
ポットなどに挿し木用の土か使い古した栄養分のないきれいな土を入れ、水で湿らせます。
割り箸など棒を使って土に挿し穂を挿す穴をあけて、挿し穂を挿し土を挿し穂をが固定するようにしっかりと土を枝に寄せましょう。
挿した枝が抜けたり倒れたりしないようにそっと水やりをします。
③発根するまで明るい日陰で管理する

ハイビスカスの挿し木は発根してくるまで明るい日陰で管理しましょう。
直射日光が長く当たると挿し木が傷んでしまい枯れてしまう可能性もあるため、明るい日陰で管理してください。
土の表面が乾かないように水やりをして、発根したら土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
発根したら鉢上げをしてお好みの鉢に植え替えましょう。
挿し木のやり方などはこちにもあります。
ハイビスカスを挿し木の時期は?

ハイビスカスの挿し木に適した時期は4月中旬~7月上旬頃です。
春~秋にかけてはハイビスカスが生育期であるため、挿し木にすると発根しやすくなります。
猛暑の時期になると暑さで挿し木の管理がしにくくなってしまいます。

10月下旬に強剪定をしたハイビスカスの枝を使って挿し木にしてみました。

強剪定をする時期はちょうどハイビスカスが休眠期に入るため、挿し木にしたものもなかなか大きくなりません。
上記画像は10月下旬に挿し木にしたハイビスカスの2月の状態です。
冬越しの時期でもあるため室内で管理をしており、新芽が確認できています。
4月中旬~7月上旬頃の挿し木に適した時期のほうが、やはり管理がしやすくおすすめです。
ハイビスカスの強剪定に関してはこちらにあります。
ハイビスカスは水挿しでも発根する?

ハイビスカスは水挿しでも発根します。
土に挿す挿し木と同じようにハイビスカスの枝を10㎝くらいに切り、切り口を斜めにカットしましょう。
ビンなどの容器に水を入れておくと枝の水につかっている部分から白いものがぽつぽつと出てきますが、まだ発根はしていない状態のようでした。
1~2カ月ほど水挿しを続けていると枝の切り口辺りから太くて長い根が出てくるため、ある程度発根したら土に植えましょう。

ハイビスカスの水挿しのビンの水は2日~3日に1回は入れ替えます。
ハイビスカスの挿し木を冬越しさせよう

ハイビスカスの挿し木は親株同様に室内で冬越しさせます。
耐寒気温がおよそ10℃、品種によっては5℃といわれているため、寒くなる前に室内に取り込みましょう。
室内でも日当たりの良い暖かい窓辺がおすすめです。
ハイビスカスは気温が12℃以上あれば休眠しないため、暖かい場所で冬越しさせれば挿し木も新芽が出てくるでしょう。
ハイビスカスの冬越しに関してはこちらにあります。
お気に入りのハイビスカスを挿し木で増やそう!

ハイビスカスは挿し木で増やせます。
挿し木の時期は、ハイビスカスの生育期でもある4月中旬~7月上旬頃です。
水挿しでも発根してくるため、水挿しで発根させてから土に植えるのもおすすめです。
育てているお気に入りのハイビスカスを挿し木ににて、ぜひ増やしてみてください。