
ハイビスカスを冬越しさせたいけど、どうしたらいいの?

ハイビスカスは南国生まれの花だから暖かいところで冬越しするよ。
鮮やかな大きな花を咲かせ南国のイメージのあるハイビスカス。
原産国が熱帯~亜熱帯地方で沖縄などの暖かい地域では庭木としても植えられており、大変人気の高い植物です。
暖かい気候を好むハイビスカスは、寒さに弱く冬越しをさせるには寒さ対策が必要。
この記事では、ハイビスカスを上手に冬越しさせるための冬越しの方法や準備・冬越し中の水やりなど紹介します。
- ハイビスカスの冬越しの方法
- 冬越しの準備
- 室内での置き場所
- 冬越し中の水やり
ハイビスカスの冬越しの方法は?

ハイビスカスを冬越しさせる方法は、寒くなる前に室内に取り込みましょう。
非耐寒性常緑低木であるため耐寒気温がおよそ10℃、品種によっては5℃といわれています。
ハイビスカスを冬越しさせる場合は、耐寒気温にならないうちに室内に取り込むのがおすすめです。
関東以西の暖地では屋外で防寒対策をして冬越しも可能のようですが、霜や寒波に当たってしまうと枯れてしまうため、場合によっては室内に取り込むのがよいでしょう。

温暖地であるわが家は毎年気温が10℃を下回らない11月頃に、室内に取り込み冬越しさせています。
ハイビスカスの冬越しの準備

ハイビスカスを室内に取り込む前に、いくつか冬越しの準備をするのがおすすめです。
寒くなる前の10月~11月頃にそのまま室内に取り込むだけでも冬越しできます。
剪定などしておくと株が小さくなり室内での管理がしやすくなるでしょう。
ここではハイビスカスの冬越しの準備を紹介します。
①1/2~1/3に剪定

ハイビスカスは冬越し前に株全体を1/2~1/3に強剪定しておくのがおすすめです。
冬越し前に強剪定をしておくと株が弱らずに冬を過ごせ、さらに株が小さくなるため室内での管理がしやすくなります。
強剪定をする時期は冬越し前でハイビスカスが休眠期に入る前の10月下旬~11月頃です。
強剪定をするときは必ず枝に葉っぱが残るように剪定をしないと、ハイビスカスが枯れてしまうため注意してください。

ハイビスカスを3回目の冬越しをさせていますが2回目まではなにもせずに冬越しをさせてところ、株が大きくなりすぎ倒れてしまいそうだったため強剪定をしました。

木になってる枝を1/2に切っても新芽が出てくるの?

初めて強剪定をするときは心配だよね!
木になっていても新芽は出てくるけれども、初めてのときは1/3くらいに剪定するといいよ。
ハイビスカスの強剪定に関する詳しい内容はこちらにあります。

上記画像は2回冬越しをしたハイビスカスであり、3回目の冬後し前にはじめて強剪定をしました。
暖かい日当たりのよい窓辺におき、強剪定から2カ月後のハイビスカスがこちらです。

わき芽が大きくなり、葉っぱがなかったところからも新しい葉っぱがたくさん出てきました。
強剪定をするとしばらく花が咲かなくなります。
冬の間の室内で花を咲かせたい場合は強剪定はせず、ハイビスカスが休眠をしない気温が12℃以上になる場所に置きましょう。
②室内に取り込む
ハイビスカスは非耐寒性常緑低木であり、屋外の冬越しは厳しいため寒くなる前に室内に取り込みましょう。
寒さに弱いハイビスカスは、冷たい風や霜に当たってしまうと枯れてしまいます。
地植えの場合は鉢に植え替えをして、屋内で冬越しをさせるのがよいでしょう。
関東以西の暖地で霜の降りない地域であれば屋外でも冬越しができるようですが、マルチングや不織布を被せるなどし日光の当たる場所に置くなど防寒対策がおすすめです。
ハイビスカスの室内での置き場所は?

ハイビスカスの冬越し中の室内の置き場所をまとめました。
- 室温が10℃を下回らない場所
- 日当たりのよい暖かい窓辺
- 暖房が直接あたらない場所
ハイビスカスは寒さに弱いため、室内に取り込んでも寒い場所では枯れてしまいます。
室内でも室温が10℃を下回らない場所に置きましょう。
日中は日当たりのよい暖かい窓辺で、暖房が直接あたらない場所に置きます。
冬越しの室内でもしっかり日光に当ててあげると、緑の濃いつやつやした健康な葉っぱになります。
ハイビスカスの冬越し中の水やり

冬越し中のハイビスカスの水やりは、乾燥ぎみにして育てます。
ハイビスカスの成長期は土の表面が乾いたら朝に、夏には朝夕にたっぷり水やりをします。
冬はハイビスカスが休眠期に入るのもあり、土の表面が乾いていても土の中が湿って知る場合も。
土も手で触ってみて土の中も乾燥しているタイミングで、午前中に水やりをするのがおすすめです。

私の場合は冬は鉢を持ってみて軽い場合は水やりをしています。
ハイビスカスは冬に肥料はどうする?

ハイビスカスの肥料は基本的には冬の間はあげず、5月~10月にあげましょう。
冬でもハイビスカスは12℃以上ある場所で管理していると休眠せずに新芽が伸びてきたり、花を咲かせたりします。
暖かい室内で管理し新芽が伸びるなどハイビスカスが休眠していない場合は、液体肥料を1週間~10日に1回あげるといいでしょう。
肥料をあげすぎると肥料焼けを起こしてしまうため、注意してくださいね。
ハイビスカスを冬越しさせて花を咲かせよう!
ハイビスカスの冬越しの方法は暖かい室内に取り込みます。
室内では10℃以上ある、日当たりのよい暖かい窓辺で管理しましょう。
ハイビスカスは寒さに弱いため、室内でも室温が10℃以上になる場所で管理をしてください。
冬越しができれば、ハイビスカスは再び南国にいるような大きな花を咲かせてくれるでしょう。